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なかなか理解してもらえないこと

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早いもので、ホメオパスになってもう14年が経つ。
その間、クライアントさんに何度も言いつづけてきたのは、
こういうことだった。

だれのなかにも治癒力というすごい力があること。
病気が治るのは、
薬やレメディのおかげではなく、
治癒力のおかげであること、
だから病気を治したかったら、
治癒力を弱めるようなことをやめて、
治癒力を高めるようなことをしなければならないこと。

これ自体はとても単純なことだと思うのだけれど、
なぜかなかなか理解してもらえない。

なぜなのだろう?

横になってぼーっとしていたら、
あ、そうか、と思いついた。
( 横になってぼーっとしているといろいろなことを思いつく。
 これも書きたい、あれも書きたいと楽しくなるのだけど、
今の腰の状態ではキーボードを打ちつづけるのが難しい。
両手でキーボードを打つには両手を自由にしなければならない。
そのためには、背筋を伸ばしてまっすぐ座らなければならない。
私の腰の筋肉には、今その力がないので、すぐに疲れて痛くなるのだ。
ああ、悲しいわあ。)

もっと悲しいのは、
友だちの至れり尽くせりの世話を受けながら、
これ以上ありえないほどたっぷり休んでいるのに、
筋力や体力が回復している感じがあまりないことだ。

そもそも初期の段階でちゃんと安静にしなかったから、
そんなに回復に時間がかかるのだ、それは自業自得というものだ、
と、優しい友だちに言われて、返す言葉がなかった。


それはともかく、
ぼーっとしていて何を思いついたかというと、

わたしが繰りかえし言ってきたことを理解しなかった人たちは、
理解できなかったのではなく、
了解したくなかったのかもしれない、ということ。

だって了解したら、あとがけっこう大変だもの。
ただレメディを飲んでいるだけでは病気は治らないってことで、
大好物のドーナツを食べるのをやめなければならないかもしれないし、
ストレス満載で自分には向いていないけれど給料だけは高い仕事を
辞めなければならないかもしれない。
幼い子どもを抱えてDV夫と離婚しなければならないかもしれない。
これがなければ生きていけないと思うものを、
手放さなければならないかもしれない。
理想の自分像を捨てて別人にならなければならないかもしれない。
断ち切れない思いを断たなければならないかもしれない。



もしそれらが治癒力を弱めているならば。

こういうことは、そう簡単にできるものではない。
薬やレメディをぽんと口に放り込むほうがはるかに楽ちんだ。
だから多くの人はそれだけに意識を向けるのだろう。
苦しみから自分を解放してくれるレメディーを求めて、
ホメオパスに相談する。
自分の治癒力に相談する前に。
そのほうが楽ちんだから。

※おわび
最近、お見舞いのメールや温かい励ましのメールをよくいただきます。
わたしの知らないところでこんなにたくさんの方がわたしの身を案じ、わたしをみまもっていてくださると思うと、
ありがたくて、ありがたくて、
温かいものに包まれているような気持ちになります。
ひたすら感謝です。
ただ体調のせいで、
個々のメールにていねいに迅速にたいおうすることができず、
それが気がかりです。
本当に申し訳ありません。
でもみなさまのお気持ちは、ずしんとこの胸で受けとめております。
どうかその点をご理解の上、わたしの無礼をお許しください。
本当に申し訳ありません。そして本当にありがとうございます!















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by homeopa | 2016-09-10 03:26 | 自然のちから