pimboke6

血液検査

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乳ガンに気づいてから、受けた検査は2回の血液検査だけ。

1回目は、区が中高年の人たちに提供している無料の検査だった。
昨年の6月初めのこと。
そういう検査はそれまで一度も受けたことがなかったけれど、
「こういう状態だし、無料だし、参考までに」 という軽い気持ちで受けることにした。

近所の診療所に行ったら問診票を渡されて、
そこに 「過去に重い病気を患ったことはありますか?」 「現在、重い病気を患っていますか?」
という項目があった。
でも受けるのは血液検査だけなので、
いろいろきかれるのは面倒くさいから、どちらも 「なし」 に丸を付けておいた。

やがて順番がまわってきて診察室に呼ばれた。
お医者さんが問診票を見ながらいくつか質問をして、
これで終わりかな、と思ったころ、
彼がやおら聴診器を取りあげ、「では、ちょっと胸を出してください」 と言った。

ええっ! とたじろいだけど、その場で逃げだしたら検査が受けられない。
仕方ないから腹をくくり、「実はわたし、乳ガンなんです」 と言ってぺろりと胸を出した。

わたしもびっくりしたけど、
お医者さんはもっとびっくり。
インド人もびっくり (インド人はいなかったけど、いたらきっとびっくりしただろう)。

思い返してみても、そのあと聴診器をあてられた記憶がない。
お医者さんがびっくりするあまり忘れてしまったのだろうか?
私がびっくりするあまり聴診器をあてられているのも気づかなかったのだろうか?

とにかく胸を元どおり覆ってから、
お医者さんとの質疑応答はこんな感じだった。

「ええと、それはいつからですか?」
「しこりに気づいたのは一昨年の秋だったと思います。でも無治療で行こうと決めました」
「それは・・・・近藤 (誠) さんの本を読んで?」
「いえ、もともと薬や人工的な手段を使うのが嫌いなので」
「そうですか・・・・・・(長い沈黙)・・・・・・手術はしたほうがいいと思いますけどね」
「はあ」

そこで話は終わり、別の部屋に移って血液を採取してもらった。
あれこれ言わずにいてくれて、ありがたかった。
意外といいお医者さんなのかもしれない。

1~2週間後に検査結果を聞きにいったときの気まずかったこと。
「前回はすみませんでした」 とわたしが謝ると、
お医者さんはただうなずいた。

そして血液検査の結果は、どの項目も正常値。

ガンになるほど身体に悪いものがたまっていたら、
肝臓や腎臓は解毒排出に大わらわで、その負担は数値に表れるだろうと思ったし、
少なくとも貧血ぐらいは出るだろうと思っていたので、
なんだか拍子抜けだった。

それにしても近藤誠さん、医学界では総スカンを食らっているんだろうな。




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あまり拍子抜けしたので、もう一度、もう少し詳しい血液検査を受けてみることにした。
知人が現代医学とシュタイナー医学などの代替医療の両方をやっているクリニックを紹介してくれたので、
そこで受けた。
7月初めだったと思う。

そこのお医者さんは、わたしが現代医学の治療を受けないこともすんなり受けとめてくれて、
ただこれからいろいろ大変だということも話してくれた。
腫瘍が大きくなるとともに分泌物はどんどんふえるし、
どんどん臭くなるし、と。

わたしが長野に家を買って、いずれはそこで暮らすつもりだというのを聞いて、
夏を過ぎたらがくっと体力が落ちるから、
荷物の移動など、やらなければならないことはそれまでに済ませておいたほうがいい、
とも言ってくれた。
(夏をすぎて冬が来ても、あいかわらず元気だけど・・・・)
娘さんにはちゃんと話したほうがいいし (このときはまだ話していなかった。たしかに話してよかった)、
これからどんどん人に頼まなければならないことが出てくるから、
人との関係を大切にしたほうがいいとか。
(これはわたしの苦手な部分だけどそのとおりだなと思った)
でも今思うと、下り坂志向の話ばっかりだったな。

このときの血液検査は、一般的な項目のほかに、
白血球の詳しい数値 (分画) と、
LD (またはLDH。乳酸脱水素酵素) という項目を調べてもらうことにした。
お医者さんによれば、LDは肝臓などに転移があるときに高くなる数値だとのこと。
一般的な腫瘍マーカーは、乳ガンではあてにならない場合が多いそうだ。

2週間後、検査結果を聞きにいったら、
やはりすべての項目で異常なしだった。

自分では左脇の下と左鎖骨上のリンパに転移があるのを自覚していたし、
胸の骨の一部に押すと異常に痛い部分があって、
そこにたぶん骨転移があるのだろうと思っていた。

だから少なくとも白血球像には何かの兆候が出るのだろうと期待 (?) していたのに、
何も出なかった。
今度も拍子抜け。

血液検査ってあてになるのかな?
それとも全身の状態はさほど悪くないのかな?

考えてみれば、非常に微細でダイナミックで恐ろしいほど多面性のある身体のはたらきを、
数字でつかもうとすること自体が愚かしいのかもしれない。
また調べてもらいにいこうとは思っているけど。




もし全身の臓器や血液の状態がさほど悪くないとすれば、
それはきっと、毎日せっせととっているサポートレメディーやチンキやお茶のおかげかもしれない。
もちろん、ヨガや呼吸法のおかげもある。

毎日とっているサポートレメディーは下のとおり;
サポートJ、サポートK-T、TS-21、Cean6X、サポートCho、Zinc12X、Sel12X、Mang12X、
Nat-p12X、Nat-bic12X、Ech6C etc.

チンキは下のとおり;
モラスカム、エリオボトリア、ソリデイゴ、チェリドニウム、ギンコビローバ。
(どれもご近所から摘んできた草や葉っぱでつくった自家製よ ♪ )

お茶は下のとおり;
すぎな、よもぎ、柿の葉、熊笹の葉、びわの葉。
(どれもご近所からいただいてきた葉っぱを乾かしたり焙煎したりしてつくった自家製よ。春になったらまた集めないと ♪ )

こうして書きだしてみると、
わたしはほんとに身のまわりの自然に守られ祝福されて暮らしているんだと、改めて思う。
ありがとう!


でもね、こういう物質的または半物質的なサポートだけでは病気は治らない。
腫瘍という症状は物質だけど、
そのもとになっている病気 (滞った気) は物質ではないから。
物質ではない部分、エネルギーのレベルで、
わたしが自由にのびのびするのを妨げているもの、
つまりわたしの中のこだわりや思いこみがすっかりほどけたときに、
病気は治るんだろう。
それまでこの身体を維持するために、
サポートレメディーやチンキやお茶がわたしを助けてくれているんだと思う。
もう一度、ありがとう!








※明治時代の日本の仕事風景
  とくに引っ越しの再現写真に感動した。
  こういう引っ越し、簡単でいいな。
  あと、観葉植物の行商人のイケメンぶり。

※2016年電力自由化!電気料金を節約する方法
  東電とは縁を切りたいけど、
  これらの新しい電力会社は、どうやって電気をつくっているんだろう?
by homeopa | 2016-01-28 15:47 | わたしの乳ガン