pimboke6

meiwaku

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日本の親は、人に迷惑をかけるなと教えるが、
インドでは、「お前は人に迷惑かけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」 と教える。
                                           ---- だれかが言っていた








迷惑といえば、川原に生えているわたしの大好きな桜の木に、
今年もまたつる植物がどんどんからまりだした。
ええい、迷惑なやつらめ、と思って、
先日、散歩のときに、ハサミを持っていってざっくざっくと切りたおしてきた。

でも切りながら、これはすごい差別じゃないかと思った。
えこひいき。
同じ植物なのに、どちらも精一杯生きているだけなのに (精一杯というところはわたしの感傷的主観)、
片方はばったばったと切りたおされ、
片方は大事にされ、めでられる。
あんたは美人でもないし、何の役にも立たないから、もう死んでくれ、
と、もしわたしが言われたとしたら、
事実とはいえ、ものすごくへこむと思う。
きっとあのつる植物も、ものすごくへこんだかもしれない (これもわたしの感傷的主観)。

えこひいきといえば、
畑で野菜をつくるのなんかは、その典型だな。
わたしに都合のよい植物だけは、よく育つようにあれやこれや手をかけて、
ときには、「ありがとうね」 なんて声をかけたりするくせに、
雑草は目にも入らなかったり、目に入ると、舌打ちしたり。

こういうの、大自然にとっては非常に迷惑だろう。
大自然だっていろいろ考えて、すべてがよくなるようにちゃんと案配しているんだから。

人間はよく自分にも迷惑をかける。

寝る間も惜しんで働いたり、
身体はもう要らないって言ってるのにもっともっと食べたり、
身体は熱を出したがっているのに勝手に解熱剤で熱を下げたり、
過ぎたことをいつまでもくよくよ考えつづけて、身体をうんざりさせたり、
ありもしないことを空想して怖がって、身体をがちがちに固まらせたり・・・・

そういうとき身体は、 「それは迷惑です!」 と言うかわりに、
下痢をしたり、イボをつくったり、動けないほどだるくなったり、関節に痛みを起こしたりするわけだけど、
それを人間は、「まったく迷惑な!」 と言って抹殺しようとするわけだ。



ネットの語源辞典によると;
迷惑とは 「漢字の通り、迷い惑うことで、どうしていいかわからなくなることを意味していた。
昔は、迷惑の原因が他人の行為でも自分自身の行為でも、このこの語は用いられた。
次第に、他人の行為によって自分自身がどうしたらいいか困惑する意味がつよくなり、
現在の使われ方に変化していった」

今わたしたちが 「迷惑」 という言葉をつかうとき、
迷ったり惑ったりはしていないね。
むしろすっぱり、「イヤだ」 と思い、それを切りすてる。
原点に返って、少し迷い惑うのもいいかもしれない。

いずれにしてもインド人が言ってる (らしい) ように、
人間は他人にも、自分にも、そしてあらゆるものに、迷惑をかけることで生きている生き物なのだと思う。




ちなみに桜の木にからみついているつる植物は、
こんな感じ → ヤブマメ


もしあれがこのヤブマメだとしたら、
小豆の仲間のマメ科の植物で、
マメが生るらしい・・・・

食料になると思えば、あれは迷惑ではないかもしれないと、迷い惑いはじめた。









※インド人てすごいなあって、この記事でも思った。
  エラー率わずか0.00000625%、
  驚異のインド式昼食配達システム「ダッバーワーラー」





※ダッバーワーラーの映画が公開されている。
  「めぐり逢わせのお弁当」

by homeopa | 2014-08-13 08:56 | こだわり