pimboke6

a dream house

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うちから川をへだてて向こう側は高台で、
そこは東京でも有名な高級住宅地になっている。

平地ばかり歩いていると身体が油断すると思って、
ときどき朝の散歩のときに急な坂をのぼってその住宅地を歩く。

大きな家がいっぱい。
玄関の前にはたいてい高級車が止まっていて、
壁のどこかに「ALSOK」 とか 「SECOM」 などのステッカーが貼ってある。
うふん、うちには金目のものがたくさんありますの、でも差しあげられないわ、ごめんなさーい! 
とでも言うように。

わたしがプロの誇りをもった泥棒だったら、
そういう家は意地でも征服したくなるだろう。
だから逆効果じゃないかと思うんだけど、それはよけいなお節介だわね。

とにかく、そういう豪勢な家が立ちならんでいるのに、
住みたいと思う家がひとつもない。
窓辺に飾ってある置物やカーテンを見ても、
「そんなもんにお金を捨てるくらいなら、わたしに頂戴よ、お金」 と思うようなものが多い。

で、想像してみるのだ。
自分がお金持ちだったらどんな家に住みたいか。

でも大金を持った経験がないから、
限られた経験から想像すると、
結局、行き着くのは、澄んだ川が流れる森の中のコブ・ハウス。

幸せなんだか、不幸なんだか。

なんのかんの言っても、コブ・ハウスはすぐれものだし。

 ・安い (お金があったら、これはどうでもいいんだけど、金持ちほどケチになるっていうから)。
 ・冷暖房費がかからない (上に同じ)。
 ・材料が地球上にふんだんにある。
 ・持ち主が自分でつくることができ、ご近所の物好きな人々もそれに参加することができる。
 ・健康によい。
 ・耐久性がある。
 ・柔軟性・創造性がある。
 ・シロアリに強い。
 ・耐震性がある。
 ・耐火性がある。
 ・壊れたあとも自然にやさしい。

またそのはなしか、と思う人もいると思うけど、
こうやって何度も何度も見たりはなしたりしていたら、
いつかは実現するんじゃないかと思って。

それにもしお金があっても、やっぱり野菜は家でつくりたい。
この一家はどこかの都会にある自宅の庭でたくさん野菜をつくっている。
飼っている動物の糞を肥料にしているらしい。
だから化け物みたいなカボチャができる。
自然農ではないんだな。
でもおいしそう!
電源はソーラーパネルで、
車の燃料は、レストランからもらってくる古い油からつくったディーゼル。
お金があっても、これは楽しいよね。
そしてこのおじさんが言うように、この暮らしは何より 「自由への道」 だ。
お金があっても、自由は欲しい。

このご夫婦も、野菜をたくさん育てている。
このおじさんは、種をまくのに使う自家製の道具がご自慢で、
この道具のことばかりはなしている。
かわいい。
苗床の温め方とかも、自分で考え出したアイデア。
鳥の巣箱をたくさんつくっているのは、
鳥をたくさん呼んで、鳥に虫を食べてもらうためらしい。
殺虫剤をつかわないから。
借金せずに死ぬまで自分で自分を食わせていく、それはだれでもできるのよ、
とおばさんは言っている。
おいしそう、楽しそう!

最後におじさんが指で示した格言がまたいいね。
    「幸せは道の最後にあるのではなく、道の途上にあるのです」



        ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※


はなし変わって、もうすぐ参院選。
わたしは安倍マントヒヒ率いる自民党が進めようとしていることを考えると、
(原発推進、TPP参加、憲法改正による再軍備・徴兵制復活・人権抑圧、
増税、その場しのぎの経済政策、福祉の切り捨てなどなど)
とにかく自民の数を減らしたい。
あの人たちがつくろうとしている日本を、
ガガたちに受け継ぎたくはない。

そこで自分の希望にいちばん合う政党や政治家はだれなのか、
と考えるときに、こんな便利な道具があることを知った。
これなら、いちいち各政党のマニフェストや候補者の政策を確認しなくても、
自分が投票するべき相手がわかる。
えらぼーと





※10分で理解できるTPPの問題点


※復興予算 中部電力に20億円流用
  情けない!

※復興予算 返還請求わずか1000億円 すでに1兆円執行済み
  ああ、情けない、情けない!







Yeasayer - No Need to Worry/Redcave ♪






※ホメオパシー講座やります。2013年7月6日(土)9:30~12:00
  テーマは 「予防接種と子どものかかる病気」

by homeopa | 2013-07-02 11:58 | cob house