pimboke6

aid

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毎朝の散歩も、その日によっていろいろ。

今日の散歩は、
気温と風と時刻とわたしの気持ちがすっと共鳴して、
とても幸せだった。
散歩に出るまでは、どちらかといえば鬱々としていたんだけど。

今日はいつもと違う道を歩いてみた。
住宅街を抜けた先の行き止まりに草ぼうぼうの空き地があって、
そこに立っている小さな看板にこんなことが書かれていた。

「基地を作るためのコンクリートや木材などを持ちこまないでください。
作った基地は壊してから帰ってください」

うふ。
つくってみたい。
それにこれを書いた人、やさしい。
つくるなとは書かない。





別件で、こんなニュースを読みました。
http://www.huffingtonpost.jp/maiko-morishita/ticad-v_b_3373974.html

横浜で開催された 「第5回アフリカ開発会議」 で、
モザンビークからやって来た男性が安倍首相に手紙を手渡した、というニュース。

その手紙には、
日本政府がモザンビークで行おうとしている政府援助をやめてほしいという要望が書いてあったそうです。

その援助というのは、日本の政府と企業が投資をして、
モザンビークに大豆の大規模農場をつくるというものです。

モザンビークはとても貧しい国だけれど、
それでも小規模の農民は自給自足でなんとか食べています。
もしそこに日本資本の大農場ができれば、
農民はそこに吸収され、土地を手放して賃金労働者となり、
今よりもっと悲惨な状態になる。

モザンビークの人々には、そういうことがちゃんと見えているんですね。
そして本当に自分たちにとって必要な援助のあり方を、
具体的に提示している。
すばらしいです。

ラダックで起こったのと同じようなことが、モザンビークで起こりませんように。





Broken by Jake Bugg ♪
by homeopa | 2013-06-08 14:41 | 世の中のこと