pimboke6

tightening up my anus

(話題が話題なのでせめて写真だけでもさわやかなものにしたいと思ってこれ・・・)
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遅まきながら、今年の目標が決まった ---- 肛門を締めること。

いや、べつに、まだ紙おむつとかしてるわけじゃないし、
直近にそうなりそうな恐れからこんな目標を思いついたわけでもない。
ただ思いついてみれば、それもまた立派な理由にはなるけれど・・・・

それより問題は股関節。
最近、仲間のホメオパスたちと話していたときに、
わたしの股関節が痛むという話をした。
ずーっと前からあった症状だけど、このところひどくなってきたので、少し話したの。

そしたらAさんが、女性は男性より骨盤が小さいので、
股関節がずれやすくなるらしい、と言った。
とくに出産で骨盤が開いたあとで締まらないときなどに、
大腿骨の骨頭がうまく股関節に収まらなくなりやすいと。

そしたらBさんが、骨盤の締まりぐあいと肛門の締まりぐあいは関係があると言いだし、
さらに、肛門の締まりぐあいは、その人の生命力とも関係があるらしい、と言った。
たとえば水に溺れた場合、肛門から水が入ってしまうとまず助からないけど、
肛門がぴしっと締まっていて水が入らなかった人は、
たとえ呼吸が止まった状態で救助されても生き返る可能性が高いんだそうだ。
そして肛門を締める訓練をしていると、
命の中心ともいうべき丹田に、きりっと力が入るようになるとも言う。

そこでBさんは、肛門を締める訓練をするようにと、力強くわたしに勧めた。

そういえば、と思いあたることがいくつかある。

以前からBさんに肛門を締めることの重要さをちらほら聞いていたわたしは、
朝ヨガで逆さか立ちのポーズをするときに、肛門を締めてみるようになっていた。
そしたら驚いたことに、肛門をきゅっと締めると、骨盤がきゅーっとすぼまるのだ。
だから肛門の締まりと骨盤の締まりは関係ある、という説はとっても納得できた。

わたしが股関節の痛みを意識するようになったのは、
娘を産んでしばらくたってからだった。
当時は娘をだっこ・おんぶして、その重みが股関節にかかっているのかと思ったが、
それだけではなかったようだ。
産んだときにめいっぱい骨盤が広がって、それが戻らなかったのだろう。

骨盤の締まりの悪さは、骨盤底筋の締まりの悪さに表れる。
骨盤底筋は骨盤の底にあって、骨盤内の臓器を下から支え、
尿道・膣・肛門などのコントロールを行っている。
この筋肉がぴんぴんしていて弾力があれば、失禁などは起こらないのだが、
実はわたし、産後から、縄跳び・くしゃみ・咳・ばか笑いをすると、
ちびっと漏れるようになっていた。
(固形物はダイジョウブよ、念のため)
なにしろ産後1ヶ月目の健診のとき、
わたしの陰部を目撃した看護婦さんが、あとでそっと寄ってきて、
「あそこを締める運動をしてくださいね」 と隠微な声音で耳打ちしたほどだから、
よほどゆるんでいたのだろう。
分娩時に会陰切開をせずにあの娘のでっかい頭を通したのだから、えらいもんだ。

最近はよほどばか笑いをしなければ失禁はしなくなったけど、
まだまだ骨盤がちゃんと締まっていないことを示す証拠がある。
それは、浴槽につかってゆっくり読書などしたあとで立ちあがると、
膣からお湯がしたたり落ちること。
膣からお湯が入っているらしい。
肛門と膣では少しちがうけど、
下のほうの穴から水が侵入するという点では同じようなもの。
つまりわたしは毎晩、溺死の危機に直面しているのだ!

つまり、わたしの生命力はそれほど弱く、
わたしの骨盤はそれほどだらしなく、
わたしの股関節はそれほど場違いなところにはまっているということ。

そこでまずは肛門を締めることにしたのでした。

こう見えても (どう見えるのよ)、ヨガ歴は長く、おかげで身体はやわらかい。
心も固かったわたしは、数十年間、緩めることに専念してきたおかげで、
若いころにくらべればだいぶやわらかくなり、生きやすくなった。
と思っていたけど、生きるためにはそれだけではだめなのだ。
緩みっぱなしでは溺死するのだ。

緩めたら締める、締めたら緩める、
このバランスとリズムが大事なのだな。

考えてみたら、たしかにわたしには、「きりっとした」 という形容詞がつかない。




The Secret Sun - Jesse Harris ♪
by homeopa | 2012-02-11 09:59 | 植物