pimboke6

raindrops

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   放射線の害については、
   いろんな人がいろんなことを言う。
   でもどうやら、だれも何も確実にわかってはいないのだな。

   そもそも人類が核分裂を利用するようになってからの歴史が浅いので、
   しっかりしたデータがあまりないんではないだろうか。
   多量の放射線をいちどきに浴びたときの急性症状は別として、
   少ない線量を長期間浴びつづけた人の追跡調査は、
   あまりきちんと成されていないんではないだろうか。
   ガンなどの症状が出るまでの期間はかなり長いようなので、
   原因と結果を結びつけるのもむずかしいだろうし、
   調査自体を継続することもむずかしいだろうし、
   そういう調査に多額の研究費が出るかという問題もあるだろうし。
   
   もうひとつは、放射線に影響されやすい人とされにくい人がいること。
   これは花粉症やら化学物質過敏症の例を見てもわかる。
   同じ物質に同じぐらいさらされてもそれで具合が悪くなる人とならない人がいる。
   同じガンになってもすぐに死ぬ人と長生きする人がいる。
   広島や長崎で被爆しても、若くして亡くなった人もいれば、
   元気な子供を産んで長生きした人もいる。

   さらに、同じ物質に同じくらいさらされて、同じくらい影響されたとしても、
   そのあとの生活や食事やストレスの状況によって、
   回復のしかたも違ってくる。

   それから、もう周知の事実となっているけれど、
   放射性物質の飛びちり方が、半径何キロメートルといった区分ではおさまらないような、
   不規則性を示すということ。
   これぐらいの量の放射性物質が放出された場合には、
   半径何キロメートルまでの地域が危険です、
   ということはまったく言えないということ。

   だから政府に基準値を定めてもらって、
   それを頼りに安心したり不安になったりするのはあまり意味がないかも。
   「何ミリシーベルトまでなら安全なんですか?」
   「どこなら安全なんですか?」
   「基準を定めてください」
   という要望は、たぶん不可能を求めることなのだろうと。

   そんな状況で、まずわたしにできることは、
   ガン細胞が芽生えてもすぐに修復できるような治癒力を保つこと。
   食べ物や飲み物にも気をつかったほうがいいけど、
   あまり気にしすぎると緊張して治癒力が落ちるので、
   そこはほどほどに。
   逃げられる人はなるべく遠くに逃げるのがいちばんいいけど、
   わたしは逃げられないから。
   娘ももう16歳だし、ここは東京なので、
   とにかく治癒力を元気にさせることで生きのびさせようと思う。

   でももっと小さい子どもたちは、とくに福島の子どもたちは、
   「念のために」 「なるべく遠くに」 避難させるべきだと思う。
   ずっとが無理なら、1ヶ月ぐらいでも。
   今月はこの地域の子どもたち、次の月はこの地域の子どもたち、
   というふうに休暇みたいな感じでかわりばんこに避難できたら、
   その1ヶ月のあいだに体内の放射線値もずいぶん下がるだろう。
   これをずっと繰りかえす。
   一家で永遠に故郷を離れるのはすごく大変なことだけど、
   子供だけ短期間避難させるのなら、
   もうすこし簡単にできるのではないかと思うが、どうなんだろう?

   広島の被爆者に黙祷。

  ★脱原発情報のブログをアップしました。
   放射線の体内濃縮に関する市川定夫さんのおはなし (1~4 )はいろいろ参考になります。
   ぜひ最後まで見てください。

by homeopa | 2011-08-05 22:02 | 植物