pimboke6

souzouryoku

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 3月の震災以来、想像力という言葉がよく頭に浮かびます。

 避難所の床は冷たくて寒かろうと考えるのも、想像力。
 真夏日の原発の修復作業は地獄のようだろうと思うのも、想像力。
 地震が起きたら原発のどこかがこわれるかもしれないと考えるのも、想像力。
 原発でも他の科学技術でも、ときどき思わぬ事故が起きるだろうと考えるのも、非常に基本的な想像力。
 あんなにこわれた原発の放射能もれがそんなに早く止まるはずがないと考えるのも、想像力。
 微量の放射能に触れつづけた子どもたちが将来どんな人生を送るかと考えるのも、想像力。
 行き場のない放射性ウンコがたまりつづけたら子どもたちが苦労するだろうと考えるのも、想像力。
 原発が自然エネルギーにかわったら気持ちがよくなるだろうと思うのも、想像力。
 それまで少し我慢しなくちゃならないけどできるだろうと思うのも、想像力。

 空想は、幼い子どもたちが得意なもので、
 あれは何もないところからふくらんでくることが多い。

 でも想像は、何もないところからは出てこない。
 想像は体験からふくらんでくる。
 あることと似たようなことを体験していると、
 そのことについて具体的に想像できるようになる。
 だからいろんなことを体験している人ほど想像力の引き出しは深い。

 勉強ひとすじで恋もせず不良行為もせずまっすぐ東大に入って専門研究だけしている学者さんや、
 自分では大した苦労もせず親の選挙区を受けついで当選した議員さんや、
 お金をもうけることが成功だと信じてそればかりやってきた企業家さんには、
 あまり想像の材料がないのかもしれません。

 だから子どもには、いいことも悪いことも、たくさん体験してほしい。
 いろいろなところに行って、いろいろな人や物事に触れてほしい。
 今度の震災や原発事故のことも、子どもの想像力の引き出しに入るだろうか。
 うーん・・・・東京では、体験したとは言えないかな。


 
 ★7/9(土)19時半NHKスペシャル「“フクシマ後”の世界~私たちは原発とどう向き合うのか」
  のために、
  原子力発電所に関する視聴者のアンケートと意見を募集しています。

  http://www.nhk.or.jp/genpatsu/

 ★さようなら原発1000万人署名
  http://www.peace-forum.com/no_nukes/syomei/

 ★福島の子どもたちを守るための緊急署名
   避難・疎開の促進と法定1ミリシーベルトの順守を
       
  http://www.foejapan.org/infomation/news/110610.html







by homeopa | 2011-06-28 07:54 | 風景