pimboke6

幸せの素

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私の人生も終点に近づいてきました。
いずれ来るとは思っていましたが、生命の火が消えるまでの時間は思った以上に短そうです。
それでまだ言葉が話せるうちにこの記事を書いておこうと思って、ガガの代筆でこれを書いています。

私がこのブログで乳ガンのことを公表してから、クライアントさんから様々な反響がありました。
中にはホメオパシーに裏切られた、ホメオパス上村悦子に裏切られた、と思った方もいたようです。
ホメオパシーのレメディーをとっていれば病気にならないと思っていたのに、ずっとホメオパシーをやってきた上村さんがガンになってしまった。
だったら今までの相談会はいったい何だったのだろう。
そんな風に思われたようです。

でもホメオパシーは人が病気になるのを防ぐことはしません。
ホメオパシーは私たちが人生で様々な困難や病気にぶつかったとき、自分で乗り越える力を養ってくれるものです。
なぜなら人生に病気は必要なものだから、と私は考えます。
たしかに、病気になると辛いことはたくさんあります。
でも、病気にならなければ得られない恵みもたくさん与えてくれます。

胸のしこりを見つけてから今日まで3年間「あ~幸せ~」と思う瞬間が何度あったことか。
その頻度はそれまでの60年間に比べて数十倍にも及ぶものでした。
色々な物事に対して「ありがとう~」と思う回数も格段に増えました。
要するに私がこのブログでずっと言いたかったのは、病気は不幸の素ではなく幸せの素だということです。
わたしはこの3年間の体験からそれを実感しました。
だから腹の底からこれを断言できます。
これは頭で考えた屁理屈ではありません。

だからみなさんも、いたずらに病気を恐れたり、忌み嫌ったりせずに、嬉々として病気になってください。
病気は天からの授かり物です。
天から授かった赤子を慈しむように病気を慈しみ大切に育ててください。
きっと大きな悦びが得られることでしょう。
ずっと伝えたかったこのメッセージが少しでもみなさんに伝わっていたら、こんなに嬉しいことはありません。

今までこのブログを読んでくださった読者のみなさん、本当にありがとうございました。
読んでくださる方がいらっしゃったからこそ、書こうという気持ちに励みが出ました。
手前味噌ですが過去の記事にも私の思いがたくさん詰まった記事があるので私が逝った後もときどきそれに目を通して私を思い出していただけたら嬉しいです。
ではでは、さようなら。
# by homeopa | 2016-10-08 19:28