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shaking & swinging

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毎朝ヨガをやるようになって、かれこれ30年。
人生の半分を、ヨガと過ごしてきたことになる。

きっかけは通年性の鼻炎だった。
鼻がつまって息ができず、食事のときについ口が開いてクチャクチャ音がするのを見て、
一緒に住んでいたボーイフレンドが厚さ10センチもあるリーダーズ英和辞典でわたしの頭をこづくようになった。
彼は別にDV男ではなく、反対にとても優しい人だったのだけれど、
そうでもしないとわたしの癖が直らず、外で恥をかくと思ったらしい。

でも本人としては、ものを食べるあいだも息はしなければならないので、
どうしても口が開いてしまう。
開けなければ窒息する。
窒息死か餓死か、という二者択一の状況に迫られて、
これは何とかしなければと思った。

それでヨガを思いつき、本を買ってきて、見よう見まねで始めた。
初めは前屈みのポーズで手が足に届かないほど身体が硬かったけれど、
1ヶ月、3ヶ月、半年と続けていたらだんだん柔らかくなり、
それとともにヨガをしているときの心地よさも身体にしみこんできて、
1年たつころにはすっかり習慣として定着していた。
しかも鼻炎の症状がほとんどなくなった。

何が気持ちいいって、ゆっくり深く呼吸すること。

わたしがやるポーズは最初に始めたときからほとんど変わっていない。
ごくごく基本的なポーズ。
それもラクダのポーズ以外はすべて座ったり寝たりしてやるポーズなので、
少し体調が悪いときでもがんばらずにできる。
順番はもう身体にしみついているし。

身体の動きにあわせてゆっくり息を吐き、ゆっくり息を吸う。
ポーズを変えるときもふくめて、最初から最後まで同じリズムで呼吸を繰りかえす。
だから毎朝のヨガの時間は、
わたしにとってはそれ自体が呼吸法の時間でもある。
そしてほとんど自動的に身体が動くので、
瞑想の時間でもある。

呼吸法も瞑想も真剣に深めたことがないから、
ちゃんとやったら全然ちがうものなのかもしれないけど、
わたしにとって、わたしの 「ヨガ」 はそんな感じ。

そんなふうにすべて自己流にやってきて、
ある時期からさらに自己流の動きが加わった。
ポーズをとったときに身体をゆらゆら揺らすこと。
一度やったらなんだか気持ちがいいので、
以来、くせになってしまった。

いちばん気持ちがいいのは、
スキのポーズ (仰向けに寝て両脚を伸ばしたまま垂直に上げ、そのまま前に倒して頭の上につま先をつける)。
つま先が床についたところで、
ゆっくり息を吸ったり吐いたりしながら腰を左右に揺らすと、
すごくリラックスする。

ねじりのポーズが終わって正面を向いたときにも、
イヤイヤをするように両肩を揺すると身体全体がゆるむのがわかる。

死体のポーズで横たわったときも、
まず腰を小刻みに揺すってから死体になると、より死体らしくなる。

こんなヨガ (正しくはヨーガというらしい)、専門家から見たら邪道なのかもしれない。
でも気持ちがいいからずっと続けている。

そしたら先日、友だちのナッちゃんのブログでこんな記事を読んで、
やっぱり揺れるのは気持ちいいよねと再確認した。
http://fromishigaki.blog94.fc2.com/page-4.html
http://fromishigaki.blog94.fc2.com/page-3.html

ゆる体操のことは、別の友だちからも聞いていたけれど、
詳しく知ってみると確かに気持ちがよさそう。
ぜひやってみよう。


人間の身体は水の入った袋だって、野口三千三さんが書いていた。
身体を揺らすとその感覚を思いだす。




【追記】
コメントに書かれていた 「こんにゃく体操」と「わかめ体操」 の動画を探してみたら、
あった、あった。

こんにゃく体操はこんなの。
たしかにこんにゃくみたい。
でも身体への衝撃がすごそう。



わかめ体操はこんなの。
驚いたことに、これは武道なのだそうだ。



そしてついでに野口体操。
これはめちゃくちゃ気持ちよさそうだわ。




上のゆるゆる体操とか、高岡さんのゆる体操の動画を見ながら、自分でやってみたけど、
こんなふうに本当になめらかにゆるんで身体を動かすことがいかに難しいかを痛感した。
簡単そうに見えて、本当にゆるむのはそんなに簡単ではないんだな。
練習、練習。
by homeopa | 2016-02-29 21:57 | 身体のこと

免疫アゲアゲ

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3年前から申し込んでいた区民農園の使用権が、
やっとまわってきて (!♪)、
昨日、申し込みをしてきた。
1年10ヶ月の使用期間で、料金は18、400円也。

見に行ったら、
2メートル×3メートルぐらいの小さな区画で、
もちろん草はまったく生えていない。
草を生やすことは許されない・・・・・しょぼん。
説明をしてくれたおじさんによると、
農薬を使わない人のほうが多いそうだけど、
言い換えれば、使う人もそこそこいるということだ。

前にその区画を使っていた人が、
化学肥料や農薬を使っていたかどうかは知りようもない。
でもまあ、なんでも経験。
お日さまと水と土があるだけで、よしとしよう。

初めての畑づくり、ワクワクするなあ。
でもうちから自転車で20分というのは、ちと遠い。
ものぐさなわたしのことだから、すぐにめんどくさくなって、草がぼうぼうに生えて、
まわりの区画の人から苦情が出て、結局手放すことになったりして。
実際、そういう例を示すために、
おじさんが草ぼうぼうになった畑の写真を見せてくれた。
あの畑でもこんなに草が生えるんだ! とうれしくなった。
うれしそうなわたしの顔を見て、
おじさんはけげんな顔をしていた。

ま、そうなったときはそうなったとき。
とりあえず、まず何を育てるか決めよう・・・・ふふ。





はなし変わって、
石垣島の友だちが、市場に春ウコンが出ていたよといって、
送ってきてくれた。
それもこんなにたくさん!

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春ウコンは免疫を活性化してくれるみたい。
http://www.haru-ukon.com/index.php?FrontPage


最初は生姜よりさわやかで上品な香り、とか思ったけど、
やっぱり苦みがすごい。
これは嗜好品として飲むより、口に苦い良薬として飲もうと、覚悟を変えた。

今はまだ気温が低いからこのままで保存できるけど、
暖かくなってきたら冷蔵庫か冷凍庫に入れないとだめみたい。
なるべく長くこの春ウコンの恩恵にあずかれるように、
念のため、マザーチンキもつくっておいた。

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もうちょっと日差しが強くなったら、
薄切りにした春ウコンを日に干して、粉末にして、お茶にするというのもありかもしれない・・・・



この前は、同じ友だちがパパイヤの葉っぱと実を乾燥させて送ってくれた。

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これもまた免疫活性作用や抗酸化作用があって、ビタミンが豊富に含まれているらしい。
http://www.papaya-leaf.jp/


実のほうは、葉っぱと一緒に煎じてみたけど、
どうも味が好きになれなかった。
そこで葉っぱを焙煎したついでに、実のほうもかなりじっくり焙煎してみた。

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カラカラになったものをかじってみたら、これがけっこういける。
昨日はこれをサラダにぱらぱらとかけて食べた。
おいしかった。



区民農園、パパイヤ、春ウコンと、
春に向かって免疫アゲアゲ!
持つべきものは、石垣島の友だちだなあ。
ほんとにありがとう!





Ederlezi ♪

Nigel Kennedy - Ederlezi ♪

by homeopa | 2016-02-23 13:58

おのころ心平さん

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わたしが乳ガンになったと聞いて、
友人が「おのころ心平さん、いいよ、ブログ見てみて」 と勧めてくれた。
すぐにブログをのぞいてみたけれど、
あまりピンと来なかった。

今思えばそれは、この人の基本的な考え方を知らずに、
そこから出てきた結果だけを目にしたからだろう。

それが先日、ある本を検索していてこの本を見つけ、
タイトルに惹かれて購入してみた。

『病気は才能』 おのころ心平著

なかなかいい本だと思った。



「総論」 の部分にはとても共感した。
人はなぜ病気になるのか、どうやって治るのか、
ということを書いている部分だ。

この著者は病気を悪いことだと思っていない。
むしろいいことだと思っている。
病気は解放と変化へのチャンスだと思っているわたしにとって、
その点ではうなずける部分がたくさんあるし、
この表現はうまいな、と感心するところがたくさんある。

ちなみにここで著者が 「才能」 と言っているのは、
ピアノの才能や、語学の才能や、計算の才能みたいなことではない。
わたし流の言葉で言えば、
自分らしく自由にのびのび生きられること、
それを才能と呼んでいるのだと思う。


「各論」 の部分では、
各臓器とココロとの関係や、
症状に見られるその人の潜在意識の欲求などについて書いてある。
著者によれば、この部分に書かれていることはすべて、
長年のカウンセリングの経験のなかから得たものだという。
すごい観察力・洞察力だな。

わたしも結構な数のクライアントさんと接してきたけれど、
ここに書かれているようなことを観察することはできなかった。
観察力・洞察力が貧しいのだろう。
なのでここに書かれていることに共感することはできないけれど、
これから相談会のときにこのような視点でクライアントさんを観察するのも、
レメディー選択の一助になるかもしれない。
もっと読んで勉強しておこう。
こじつけかなあ、と思ってしまう部分もないことはないけれど。





総論の部分で共感した文章を下に引用しておきます。
(以下、引用)

これまでクライアントさんと接してきて、私はあることに気がつきました。
自らの病気としっかり対峙し、見事に克服されていく方には、病気が治ってしまうだけではなく、その人本来の自分らしさをも獲得していくという共通点があったのです。このことから私は、病気とは、本来の自分らしさを思い出すためのプロセスなのではないかと考えるようになりました。そして、それができないままでいると、その人本来の才能が、病気やカラダの不調という別の形で現れるのではないか? と。

 本人にも気づかない才能が、
 本人にも気づかない生活上の制約によって抑圧され、
 本人にも気づかない葛藤をカラダに生み、
 それが、カラダの症状として表現されてしまっている・・・・。
 


自然法則の基礎的な原理のひとつに、「エネルギー保存の法則」 というものがあります。
「エネルギー保存の法則」 とは、簡単にいうと、ある部分でエネルギー量がプラスになれば、どこかで同じ量のエネルギーがマイナスになる。つまり、エネルギー全体の量は変わらないという法則です。

もし、それが人間のカラダにもはたらいているとするなら、病気のエネルギーも何かに変換してやらなければならないことになります。そして、私は、そのエネルギーをあなたの才能へと変換することは可能だと思うのです。

今は 「病気」 や 「不調」 というカラダの内側でしか表現されていないエネルギーを、上手にカラダの外側へとシフトすれば、それは、その人の 「才能」 となりうるのです。


病気や症状には、膨大なエネルギーが使われています。たとえば1cm大のがん病巣には10億個ものがん細胞が必要なのだそうです。がんを、「悪性新生物」 という呼び方をすることもありますが、10億個もの新生物を生み出すなんて、相当なエネルギーです。つまりそれだけのエネルギーをカラダの内側に溜めてしまっているということです。

そのエネルギーの根源はというと、私は、何かを実現したいというその人の欲求だと考えています。
私たちは普段からさまざまな欲求とともに生きています。ただ多くの欲求は、それを押し通しよりも先に、誰かとの折り合いや社会的な制約を優先させています。
これを 「障壁」 と言いますが、私たちの欲求を阻む障壁には、以下のようなものがあります。

  ◆物理的障壁 (天候・時間・距離など)
  ◆社会的障壁 (法律・評判・習慣など)
  ◆個人的障壁 (能力・容姿・思想など)
  ◆経済的障壁 (お金・物資など)
  ◆他人との調和を優先 (自分の欲求を押し通すことで、他人が不快になったり、迷惑がかかるのではないかと恐れる)
  
葛藤は、欲求と障壁のぶつかり合いによって生まれます。そして、障壁とは言い換えるなら、あなたの欲求を抑え込むあなた自身のジャッジです。

常識、人の目、社会的通念、「人が言うから・・・」、「これまでそう教えられてきたから・・・」、最大の障壁は、あなたの自身の中に 「思い込み化」 してしまったジャッジなのです。
このジャッジがあなたの欲求をカラダの奥へ奥へと押し込めていきます。
それがやがて限界を迎えると、それは形を変え、あなたへの宿題としてカラダに転化していきます。
それが症状、病気だと私は考えるのです。


病気とは、新しい自分を創り出すことでしか克服できない。

病気との付き合い、病気を克服していくこと、病気を治すこと。
これはすなわち自分の本質とどう向き合うかという問題です。

自分の本質と向き合うというのは、けっこう怖いことです。
かつて、学校の試験勉強をしたときのことを思い出してみてください。
試験勉強にとりかかる前に、机の周りを片付けたり、なぜか本棚とか整理したり、周囲のことばかり先にやっていたことってありませんか?
病気と向き合うのも、これと似ています。
治療を受けることや生活習慣改善は、あなたの周囲の整理整頓と言えます。でも、やがて、とりかからなくてはならない問題に対して、あなたの才能が試されます。

病気を克服した先にどんな自分像を描くことができるか?
自分らしく生きるということはいったいどういうことなのか?
私はこれが、病気の治癒に許可を出す強力なスイッチになると考えています。

生命は 「生まれる」 ことにおいてその本質的意義があると言います。あらゆる 「生命」 は否応なく、生み出すというベクトルに支えられています。だから私たちは、「生み出す」「創り出す」 方法でしか、物事に対処できないようになっているのです。
つまり、病気を治すということは、病気を呼び水に、その状況に適応できる新たな自分を創り出すことでしか、対応できません。病気のほうを変えるのではなく、あなた自身の適応力を変えるのです。

病気を、身体だけの観点から見ると、これは苦しみの産物です。

ただ、この物質的観点のみの視点を離れて、自分が生きていく意味、人生の経験、才能、すべての総合体として自分のカラダをとらえたとき、病気とは苦しみの代わりに、自分の総体に何らかの成長をもたらしてくれている、ということに気づきます。

病気を治療することは、お医者さんに任せるしかありません。(注:そうともいえないけど)
でも、病気を治癒させることは本人にしかできません。

そして、それは、病気を否定することからは生まれないのです。

(引用おわり)
by homeopa | 2016-02-21 09:11 | 病気

発熱後

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高熱が出たあとで変化したこと;

◆左脇の下のしこりが2倍の大きさになった。

  今も大きいまま (だいたい3×4センチぐらい)で、皮膚が赤く熱くなっていて、
  ときどきそこがかゆくなったり、痛くなったりする。
  腕を動かすとつっぱって痛い。



◆腫瘍から出る臭い汁の量が目に見えて減った。

  しばらくものを食べなかったからだ、という意見もあれば、
  身体が発熱後の消耗に対処するだけで手一杯で、そこまでエネルギーを注げないのだという意見もある。
  もうすっかり回復したけどね。
  どうなのか、今にわかるだろう。



◆くしゃみや咳をしても、胸の骨があまり痛まなくなった。

  胸の骨にさわると異様に痛む部分があって、くしゃみや咳をするとそこがとても痛かった。
  だからくしゃみをしそうになると身構えたものだが、今はさほど痛くないので思い切りくしゃみができる。
  この痛みは Hecla-lava200C をとりはじめてから少しずつ軽減していたものだが、
  熱が出たあとでいっそう軽くなった。



◆唇の色が明るくなった。

   以前は紫色がかっていた。
   それで最近は口紅を塗るようになっていたので、
   もしかして口紅の色が染みこんだ? 



◆おむつの洗濯に関して手抜きの方法を覚えた。

   発熱中、何がつらいといって、おむつの洗濯をさぼれないことだった。
   さすがに最初の1日はさぼったけれど、
   翌日からは熱でふらふらしながらも毎日おむつを洗って干した。
   その過程で、いかにエネルギーを消費せずにその作業を遂行するかを習得し、
   なんだ、これでいいんだ、とわかったので、
   熱がひいた今もその方法でやっている。
   熱が出る前から、分泌物の増加とともに多大な時間をおむつの交換と洗濯に費やすようになって、
   これでは裁縫を楽しむ時間もないわいと、ちょっとつまらなくなっていたので、
   これはラッキーだった。



◆ガンはわたしの味方だと確信した。

   これは今回の発熱で最大の収穫。

   2年あまり乳房の腫瘍とつきあってくるなかで、
   腫瘍に対する感謝の気持ちがしだいに深くなっていくのを感じていた。
   
   腫瘍が汁をたくさん出してくれるようになって、身も心も軽くなった。
   この腫瘍のおかげで、生きることがただそれだけでうれしいと感じられるようになった。
   この腫瘍のおかげで、自分を縛っていたさまざまなものから解放された。
   この腫瘍のおかげで、自分の身体や心と仲良しになれた。
   
   それなのに、ああそれなのに、
   ☆☆は抗がん作用があるとか、☆☆はガン細胞を死滅させるとかいう情報を見ると、
   それはアロパシー的発想だと思いつつも、
   ちょっと試してみようか・・・・と思ったりする自分がいた。
   だれかにありがとうと言いながら、同じ相手を殺すことを考える。
   この矛盾。

   たぶんわたしも意識の奥のほうで、
   現代医学的なガンの説明に洗脳されていたのだろう。
   ガン細胞は身体全体の秩序からはずれて勝手気ままに増殖する無法者、というイメージ。

   「ガンはわたしの身体に危害を加えるモンスターだとは思わなくなった」
   といつかこのブログに書いたけれど、
   潜在意識の底には上のような無法者のイメージがまだ刻み込まれていたのだろう。
   どんなにガンに感謝していても、
   やはりガンは厄介な存在だと思わざるをえないような教育を無意識のうちに受けてきたからだ。
   
   ただ一方で、生理的な感覚や原始的な本能の部分では、
   わたしの腫瘍はなんだかやさしい人のような気がするとも思っていた。
   
   こういう落ち着きどころのない気持ちが、
   腫瘍熱の記事を読んで一気にすっきりした (今度はほんとだと思う)。

   記事にはこう書いてある;
   「腫瘍熱が発生するメカニズムははっきりと分かっていませんが、宿主マクロファージまたは腫瘍そのも
   のより産生されるTumor necrosis factor(TNF), Interleukin(IL)-1, -6, interferon(INF) など
   がプロスタグランジン(PG)を誘導し、視床下部に作用し体温のセットポイントを上昇させると考えられて
   います」

   これがもし事実だとすれば、腫瘍自体が熱を出させたがっているということになる。
   腫瘍が自らを弱らせるような熱を誘発する物質を自分で分泌しているのだ。
   でもこれは自滅行為ではない。
   
   そもそもガン細胞は無法者ではなく、
   身体の中でちゃんと役割を担っているのだと思う。
   
   精神的ストレスや生活習慣から身体が低体温・低酸素・高血糖状態になったとき、
   他の細胞たちが元気がなくなっていくのに対して、
   そういう状況に強いガン細胞がゴミ集め役を買って出て、
   せっせと血液中のゴミを自分の中にかき集め、
   同時に体温を上げてゴミがたまりにくい状態をつくろうとする。
   
   そしてわたしがストレスや抑圧から解放されて自由にのびのびと生きられるようになり、
   食べ物や睡眠を改善したりして、
   血液がきれいになったところで、
   ガン細胞は 「ああよかった。これでわたしの仕事は終わったわ」 といって消えていくのだろう。
   
   ガン細胞は無法者ではない。
   すべての症状と同様に、
   身体という自然のシステムに組みこまれている正当な機能なのだ。
   
   とはいえ、この考え方にはなんの科学的根拠もない。
   わたしの空想または妄想といわれれば、反論のしようもない。
   そ、妄想、妄想。
   でもわたしの中では一件落着。
   あの矛盾から解放された。
   
   これも高熱のおかげ。
   そして高熱を出してくれた腫瘍のおかげ。
   ありがとう、ヨネコさん。
   




Indie/Indie-Folk Compilation | Spring ♪

by homeopa | 2016-02-18 21:31 | わたしの乳ガン

食品添加物

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8日前に42度の発熱をして寝込みましたが、
おかげさまで、そのあと順調に回復しています。

今朝は散歩にも行きました。45分ぐらい。
さすがに筋力が衰えていて、そのあと疲れたけど、
寝るわけでもなく、ふつうに過ごしています。

われながら、この回復力、すごいなあ。
あるいはレバーがすごいのか?
昨日もレバーをひと串、食べました。

唯一、回復していないのは、発熱と同時に2倍にふくらんだ脇の下のしこり。
これはリンパへの転移だと思っていましたが、
転移病巣が数時間で2倍にふくらむことってあるのだろうか・・・?
ま、これも時間が教えてくれるでしょう。

発熱中にも、熱が治まってからも、
いろいろなことを発見したり、アイデアが浮かんだりしました。
それはまた追々、このブログで書いていきたいと思います。





今日はとりあえずまったく関係のない食品添加物の話題。
今さら? とか言われそうだけど、
今日、何かを検索しているときにふとこの動画に出会って、けっこう感銘を受けたので、
これも何かの縁かと思い、
やっぱりアップしておきます。
この方の本は10数年前に読みましたが、
本より動画のほうがだんぜんおもしろい。

食品の裏側 1/4


食品の裏側 2/4


食品の裏側 3/4


食品の裏側 4/4

by homeopa | 2016-02-16 10:11 | 怖いはなし

レバーの力

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昨日の夕方、6日ぶりに買い物に出てみた。
寝込んだあとはいつもそうなるように、
脚が異様にワナワナしておかしかった。
志村けんのおばあさんになった気分。

スーパーで思わず手に取ったものが、
いつも買わないものばかりだった。
レバーの焼き鳥 (たれ)、ヨーグルト、チーズ、牛乳・・・・
貧血なのだろう。

わたしは風邪をひいたあとは、高熱が出ても出なくても、
いつも貧血になって、それでいつまでも調子が悪い。
ここ十数年来ずっとそうだった。

歩いてたった5分のスーパーに行って帰っただけで疲れきったので、
帰宅してすぐにレバーの焼き鳥を食べた。
もともと肉系は苦手なので、まして内臓はもっと苦手なので、
食べられるかなあと思ったら、意外とイケた。
ひと串ぜんぶは食べず、半分だけ食べて、あとは明日にまわした。

そして夕食の支度をして、食べおわって洗い物をしているとき、
気づいたら脚がワナワナしていなかった。
支度をしているときはワナワナしていたのだ。

レバーの力? 単に血糖値の問題?

それからちょっとメールをチェックしてパソコンを切り、
G.グールドなんか流しながら、
6日ぶりに読書をした。
河合隼雄著『無意識の構造』 (中公新書 (481))
面白くてどんどん引きこまれて、
気づいたら1時間読み続けていた。

読書に集中するには、興味と、心身のエネルギーが必要だ。
まさか高熱から回復したばかりでこんなエネルギーが出るとは思わなかった。
これもレバーの力?

読書に熱中したおかげで寝るのが遅くなり、
10時半に就寝。
でも疲れきってぐったりという感じではなかった。
レバーの力?

しばらく眠って、
午前1時すぎに窓をたたく風と雨の音で目が覚めた。
それから全然眠れない。
過去5日間、うんざりするほど眠ったせいだろうか?
でもまだ体力は完全には戻っていないので、
身体はもっと眠りたいはずだ。
これもレバーの力?

仕方ないから起きだして、
レバーの力に関するブログなんかを途中まで書いていたら、
少し疲れてきた。
さすがにぼーっとしていたのか、
書きかけのブログを公開にして寝てしまった。



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そして今朝、発熱前にやっていたように、
腕振り運動、呼吸法、ヨガをゆっくりやった。
昨日はそれで疲れ切ったのに、
今日はそうでもなかった。
これもレバーの力?

うれしいから、朝から残りのレバーを食べた。
今日も1本、買ってこようと思う。
(肝臓は毒の集まる臓器なので、鶏が食べさせられているさまざまな有害物質も一緒に食べているのは承知の上で、
この時期だけね)
いっそVB12の豊富な豚肉も買ってこようかな。




それにしても、今のこの状態でヨガをやってみて、
普段のわたしはほんとに元気なんだと実感した。

朝、ふつうに起きて、ふつうにヨガをして、ふつうに散歩して、
ふつうに仕事をして、ふつうにご飯の支度をして、ふつうに洗濯をして干して、
ふつうに掃除をして (めんどくさいからサボりがちだけど)、ふつうに買い物に行って、
ふつうに外出して友だちとしゃべって、ふつうに風呂に入って、ふつうに寝る。

あまりふつうなんで、
ときどき病気のことを心配してくれる友人・知人や、ガガや姉や妹に、
「で、体調はどうなの?」 ときかれると、
「元気よ」 と答えていたけれど、
あれは自分の中では 「以前と変わらずふつうにやっているよ」 ということだった。
でもそのふつうさ自体がとても元気なことなんだと、
今更ながら気づいた。

この調子だと、またすぐにあのふつうな状態に戻れそうな気がする。

おかげさまで今週はふつうにお仕事できそうです。
どうぞ相談会のご予約、入れてください。






chegada (2005) - Album de Naná Vasconcelos ♪






※北星余市高校 存続の危機
 これ、FBやっていない人でも見られるのかな?
 見て、泣いた、泣いた。
 ここにも人間の無限に近い可能性がよく表れている。
 ヤンキーだって、不登校の子どもだって、
 大きな大きな可能性と深い人間性をちゃんと内側で温めている。
 入学者減少の原因は、貧困だって。
 こういう学校にこそ、あるいは、こういう学校に入学したい子どもたちにこそ積極的に支援をするのが、
 国の役目だろう。
 
※北星余市高校 存続の危機 2

※北星学園余市高等学校【寮下宿紹介】ボーディングハウス「荒っぽいマザー・テレサ?」
by homeopa | 2016-02-14 11:37 | 食べ物

ひゃっほ~!

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7日の午後に人と会って帰宅したら、えらく疲れていて、
夕飯もそこそこにお風呂に入って寝た。

午前3時ごろ、寒さで目が覚めた。
またあの寒気だ!
今度はちゃんと体温を測ろうと、体温計を使ったら、
目盛りは39度!

ひゃっほ~!
と小躍りしたくなったけれど、
寒くてだるくて踊るどころの話ではない。
あらゆる手を尽くして身体を温めて、なんとか寝付いた。

翌朝、体温は40度。
少ししてさらに42度。

こんな高熱20年ぶりぐらいだ。
さすがに20年ぶりの高熱となると身体もびっくりしているみたいで、
手も足も出ない感じ。

それから今日 (12日)の朝まで、すべての予定をキャンセルして、
ほぼず~っと寝ていた。

2日目には熱は37度台~38度台に落ち、
3日目には37度台に落ちたけれど、
そこからなかなか下がらない。
汗を何度もかいて、かいたあとは36度5分ぐらいまで下がったりするけれど、
またすぐ上がる。
まだ目的を果たしきっていないのだな、熱が。



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熱が出はじめたころ、
同時にいろいろな症状が出てきた。

まず左脇の下にあったしこり (たぶんリンパへの転移) が急にぶわーっと大きくなり、
それがつっぱって、左腕をちょっとでも動かすと痛い。
動かさなくても腕に嫌な痛みがある。

2日ぐらいして腕の嫌な痛みが消えたころ、
手で左腕をさわってみたら押すと筋肉が痛い。
左肩の後ろから背中にかけての筋肉も押すと痛い。

それから1日ぐらいしたら、
今度は痛む筋肉の皮膚がくすんだ赤い色になって、
かゆみも出てきた。かなりかゆい。
こんな感じ。

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いったいこれは何なんだろう?
わたしの身体は何をしようとしているんだろう?
発疹を出すってことは、何かを排出しているのは確かだけれど。
熱によって溶かされた毒を皮膚から出しているんだろうか?

左耳から首元にかけてのリンパ腺もまた、
少し腫れてかなり痛む。

こういう痛みとかゆみと熱とだるさが続くあいだ、
ラジオが友だちだった。
最初の二日は完全な静寂の中で夢うつつを行き来しながらひたすら寝ていたけれど、
3日目からは寝ていることに飽きてきて、でも起きると寝たくなるので、
ラジオをかけてみたら、これがなかなか面白かった。

ずっと水とみかんだけで過ごしていたのが、
そのころちょうど少し食欲が出てきたところで、
ラジオで日本酒フェスティバルの話とかやっていると、
「熱燗、飲みたいな」 なんて思った。
常日頃、一度も思ったことのないことだった。
飢えていたんだな。

そのうちまたうとうとして目覚めると、
汗をびっしょりかいていて、
ラジオでは東北の津波の被害にあってすべてながされた中年女性が、
その前に趣味でやっていたチェロをまた始められることになり、
農民管弦楽団というのに入って楽しんでいるという話をやっていた。
そこに至るまでのいきさつが、とても心に響いた。

そしてまたうとうとして目覚めると、
今度は 「路上文学賞」 の話が耳に入ってきて、
どの受賞作も読んでみたいと思った。
本屋に並んでいる小説には最近あまり興味がないのに、
これらの作品には内容的にも書き方にもすごく惹かれるものがあった。

寝ながらいろんな世界を行ったり来たりする不思議な日々。

こういう日々を救ってくれたのは、
何度も足を運んで差し入れをしてくれた友だちだった。
彼女がいなければ、わたしは飢え死にしていたかもしれない。
ミネラルウォーター、ホカロン、みかん、はっさく、いよかん、プリン、カンパチの刺身・・・・
プリンとカンパチの刺身はわたしがぜひにと所望したもの。
プリンを最初にひとくち食べたときのあの幸福感。
それ以上に、カンパチの刺身を口に含んでかんだときのあの恍惚感。
ほんとにありがとう。
わたしはつくづく恵まれている。



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発熱したときは、てっきりインフルエンザだと思った。
でも喉痛もないし、咳も鼻水も出ないし、頭痛もないし、よくある節々の痛みもない。
代わりに変な発疹やリンパの腫れや筋肉の痛みがある。

これはインフルエンザじゃないよね、とわたしが言ったら、
友だち (ホメオパス) も、うん、ちがうよ、と言った。

それで今朝、寝るのに飽きて早朝に起きだして、ググってみた。
どうやらこれは 腫瘍熱 というものらしい。
(参考記事 http://blog.livedoor.jp/scckansen_kurai/archives/7290938.html

名前はついているけれど、原因は不明。
「ガン患者がときどき起こす原因不明の発熱」 とほとんどの記事で説明されている。
現代医学で原因が明らかにされることはまずないので、
驚きはしないけれど。
現代医学で原因というと、「どこそこから何々物質が出され、それがこの症状をつくる」 というようなもの。
じゃあ、なぜその何々物質が出てくるのか、
というところまでは答えてくれない。

ガン細胞は、身体が 「低体温・低酸素・高血糖」 状態のときに増殖しやすい (と安保徹さんが言っている)。
だとすれば、治癒力が何かで刺激されたり、体力がついてきたときなどに、
身体が、えいっ! と発熱を起こして低体温を解消しようとするのが腫瘍熱ではないか、
なんてわたしは思うけど。

実際、上の参考記事を読むと、
腫瘍自体が体温を上げてくれと要求しているように思える。
だからインターロイキンなんかをせっせと分泌するんじゃないか?

低体温状態というのは、とても代謝が悪い状態だから、
血中の老廃物や有害物質がなかなか分解・排出されない。
そうやってたまったゴミを、腫瘍が一手にかき集めてくれている。
「ねえ~、もっと体温上げて、このゴミ溶かして捨てて~。あたしひとりでゴミ集めするのもけっこう大変なんだから」
と腫瘍が言っているんじゃないだろうか。




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もし上の推測が当たっているとしたら、
何十年も低体温状態の中で育ってきたガン細胞を、
たった5日の高熱でなんとかできるなんて考えるのは甘いだろう。

今朝4時ごろの体温は37.4度。
これからはこの体温をガンが治るまでの平熱と考えて過ごしていけばいいのではないか。
理想的な平熱は37度ともいうし。
(ちなみにわたしの平熱は36.5度)

そんなことを思いながらもう一度布団に入り、
3時間ほど眠って汗をかいて目覚めたとき、
考えていた。

昨日は久しぶりに風呂にはいっただけでぐったりしてすぐ布団に戻ったけれど、
今日はまず布団を上げて、ベランダに干して、
おむつ (おっぱいの赤ちゃんのため) の洗濯をして、
風呂に入って、髪の毛も洗って、ブログも書こう。
熱が何度あろうと構わない。
どうせまた上がらなければならないんだから。

そして起きあがってから、
思ったことを全部やった。
布団の下に敷いていたマットレスの裏側がぐっしょりぬれていた。
あのまま敷いていたら畳にキノコが生えていたかも・・・・いいはなしのネタにはなっただろうけど。

それだけやっても、不思議と、「ああ、布団に戻りたい」 とは思わなかった。
少しなよなよして息が上がりやすいのは感じたけど。

気がつけば、皮膚の赤みはまだ少し残っているけれど、かゆみはほとんどなくなり、
筋肉の痛みもかなり軽減していた。
左首のリンパの痛みもなくなった。
左脇下のしこりはあいからず大きいけれど。

そして2時間ほどしたころ、
やっぱり気になって体温を測ってみた・・・・36.7度。
ええ? 覚悟してたのに。

もしかしたら、熱があるにもかかわらずこうやってわたしが動きだしたので、
身体が 「え、もううんざり? 発熱は少しお休みする?」 と気をきかせてくれたのかもしれない。
そしてまた何週間かしたら、どーんと熱を出してくれるのかもしれない。

いずれにせよ、
わたしはほとんどの医師や薬は信用していないけれど、
自分の身体には全幅の信頼を置いている。
ときどき身体が何をしようとしているのか理解できないこともあるけれど、
そもそもこんな小さなザル頭で身体の精巧なはたらきを理解できるはずもない。
だからきっといいようにしてくれるだろう。



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治癒力が刺激されたり、体力がついたときに、身体が熱を出すのではないか、
と書いたけれど、
今回、もしかしてと思うことがひとつあった。

7日に人と会って話しているなかで、
わたしには、大好きな人に何かを期待されたり要求されたりすると、
たとえ納得していなくても NO と言えない弱さがあることに気づいた。
なんだかんだ言っても、結局相手の言いなりになってしまう・・・納得していなくても。

そこでその晩、寝る前に、Staph1M を1粒飲んだ。
あれが起爆剤になったのかもしれない。

そういえば、胸の腫瘍がたまにツキンツキンと痛むときに、
Staph30C をとると治まることがよくあった。

そのはなしを友だちにしたら、
NOと言えないのは、
相手が不機嫌な顔をしたり怒ったりしたときに、
それを自分のせい、自分が悪い、と考えてしまうクセと関係してるんじゃないの、と言われた。

たしかにそうかもしれない。

ガンになる人の典型的な人物像だな。
なんか、おもしろくない。

これも捨てよう。
これもわたしが自由にのびのびするのを妨げるものだ。



そして今回の発熱には、
これまで1~2年間とりつづけてきたレメディーの影響も見逃せない。
自慢じゃないけれど、
ホメオパシーを学び始めて以来、こんなにみっちりレメディーをとり続けたのは初めてだった。
ガンになるような人はとても頑固なところがあるから、
根気強くスイッチを押しつづける必要があるのだと思う。
そうやってスイッチを押しつづけたおかげで、
身体が 「もう素直に反応できるようになったよ、いつでも熱出せるよ」 的な状態になっていたのかもしれない。

ほかの慢性病の人も、
相談会の最初の4~5回で効果が出ないからといってあきらめてしまうのはもったいない。
人間の心と身体のクセはそんなに簡単に変えられるものではないのだから。
しかも人間の心と身体には無限に近い可能性がある。 
ただ自分でそれを制限しているだけだ。
それを痛感するこのごろ。






とりあえず、発熱は落ち着いてきたようで、体力も回復してきています。
キャンセルに応じてくださった方々、
ありがとうございました♪
by homeopa | 2016-02-12 11:20 | わたしの乳ガン

油について

                                                     (写真はガガが撮影したもの)
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わたしたちの身体は60兆個の細胞からできているといわれる (50兆という説もあれば70兆という説もあるが)。
そのひとつひとつの細胞は細胞膜で包まれている。
細胞膜は細胞の外皮であるだけでなく、
細胞内に必要なものを取りこんだり、
有害なものが入るのを防いだり、
余計なものを排泄したり、
細胞間の伝達を行ったりという働きを担っている。

そういう大事な細胞膜は脂質からできている。
脳の6割も脂質。
つまりアブラだ。
しかも脂質は糖分に次いで、第二のエネルギー源となる。
だから、わたしたちがどんなアブラを食べるかということが、
脳をふくめた全身の健康状態を左右する。

ということを改めて強く認識したのは、
本棚の奥にひそんでいたこの本を再読してからだった。

『病気がイヤなら「油」を変えなさい!―危ない“トランス脂肪”だらけの食の改善法』

買ったのはもう6~7年前だったと思う。
最初に読んだときは、へえ~、で終わってしまった。
それが今のこの身体の状態で読むと、1ページ1ページがびしびし突き刺さってくる。
人間は (少なくともわたしは) 痛い思いをしないと真剣に学ぼうとしないのだ。

ま、それはともかく、せっかく学んだのでここに記録しておこうと思う。
でも上の本はとにかく情報量が多いので、かなりかいつまんで。
面白そうと思ったら、買って読んでください。


まずは脂肪酸の分子構造について。
(下図は上の本から)

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こんなふうに、脂肪酸は炭素 (C) の鎖に水素原子 (H) がくっついてできている。




そして水素のくっつき方によって脂肪酸の種類がちがってくる。
(下の図も上の本から)

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◆左上の 「個体の脂」 というのは飽和脂肪酸
  炭素の鎖に水素原子がびっしりくっついている (飽和状態) 構造から、こう呼ばれる。
 
  バター、ラード、牛脂など、動物の脂に多く含まれる。
  植物でもココナッツ油やヤシ油に多く含まれる。

  飽和脂肪酸は融点が高いので、常温では固体になり、劣化・酸化しにくい。
  調理のときに熱で溶かしても、人間の体内に入ると固まりやすい。
  だから血液をどろどろにする。
  飽和脂肪酸は体内で合成できるので、
  あえて食物からとる必要はない。


◆右側の 「液体の油」 というのは不飽和脂肪酸
  炭素の鎖にくっつく水素原子がところどころ抜けて穴ができている (不飽和)。
  植物油のほとんどがこの脂肪酸。
  常温では液体になり、劣化・酸化しやすい。





不飽和脂肪酸にはいろいろと種類がある。


一価不飽和脂肪酸 ---- 水素の穴がひとつだけあるもの。
  またの名をオメガ9ともいう。
  オレイン酸がその代表。

  オレイン酸は、不飽和脂肪酸のなかでもいちばん融点が高く、酸化しにくいので、加熱調理に向く。
  これを多く含むものとして代表的なのがオリーブオイル (70~80パーセントがオレイン酸)。
  
  オレイン酸には健康上さまざまな利点があることがわかっているけれど、
  150度以上に熱するとその利点が失われ、
  有害な過酸化脂質やトランス型脂肪酸が生まれてしまう。


多価不飽和脂肪酸 ---- 水素の穴がたくさんあるもの。
  オメガ6と、オメガ3がある。
  どちらも人体内では合成できないので、食事からとる必要がある (必須脂肪酸)
  どちらも細胞膜の材料となるが、
  体内で互いに正反対のはたらきをする
 
  オメガ6オメガ3の拮抗作用によって身体のさまざまなはたらきが調整されているので、
  身体にとりこむ量も、バランスがとれていなければならない。



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オメガ6と、オメガ3について、もう少し詳しく書いておこう。


オメガ6
  代表的なのがリノール酸
  べにばな油、コーン油、大豆油、ひまわり油、ごま油、綿実油などに含まれる。
  一般のスーパーや食料品店でもっとも多く売られている油たちだ。

  1960年代以降、日本政府は、
   「血液をどろどろにする動物性脂の摂取をへらし、リノール酸を含む油をたくさんとるように」
  と指導してきた。
  おかげでリノール酸はいい油、という思い込みが広まり、
  上記のような植物油が大量に消費されるようになった。

  それによって、オメガ6とオメガ3の摂取量のバランスが大きく崩れることにもなった。

  その後、リノール酸のとりすぎによって脳梗塞、心筋梗塞、ガンなどがふえることがわかってきた。
  過ぎたるは及ばざるがごとし。


オメガ3
  代表的なものはアルファ=リノレン酸、DHA、EPAなど。
  フラックスシード オイル(亜麻仁油)、天然の青背の魚、しそ油、えごま油などに多く含まれる。






オメガ6とオメガ3はそれぞれ正反対の作用をする。
たとえば;

    オメガ6 細胞膜を硬くする。
              アレルギー促進。
              炎症促進。
              血栓促進。
              血を固める。
              気管支を収縮させる。

     オメガ3 細胞膜を柔らかくする。
              アレルギー抑制。
              炎症抑制。
              血栓抑制。
              血管拡張。
              気管支を弛緩させる。
 

身体が機能するにはどちらの作用も必要なので、
両方がバランスよく存在する必要がある。

オメガ6オメガ3の摂取量の理想的なバランスは、1~4 : 1
しかし実際の現代人の食事では、10 : 1 と、圧倒的にオメガ6の比率が高くなっている。

この圧倒的なオメガ6過多によって、
アレルギー、脳梗塞、心筋梗塞、ガン、アトピー性皮膚炎などの病気が増加したと著者はいう。
また、オメガ3は脳細胞の情報伝達に欠かせないものなので、
これが不足すると、アルツハイマー病、認知症、ADHD,情緒不安定、うつ、学習障害などが起こりやすくなるという。

そしてオメガ6とオメガ3のバランスを回復するために、
オメガ6の摂取を意識的に控え、
フラックスシード オイル(亜麻仁油)、天然の青背の魚、しそ油、えごま油などを積極的にとるようにと勧める。




油の種類だけでなく、その製造法にも注意しなければならない。
今回、わたしがいちばん感動 (?!) したのは、
市場で普通に売られている食用油がどのようにつくられているかということだった。
前に読んだときは素通りしたのに。

多くの食用油は次のようにつくられる (以下引用) ;

   「まず、油の原料になる植物の種、木の実、豆などは洗浄され、外皮が取り除かれます。
    そして細かくフレーク状にして、溶剤を添加します。実は、この溶剤は 「ヘキサン」 や 「ヘプタン」
    と呼ばれる、ほとんどガソリンのような石油系の物質です。そのガソリンのような揮発性の高い油
    を、フレーク状にした食用油の材料に混ぜ合わせて熱して攪拌し、材料から根こそぎ油分を溶かし
    出すわけです。その後、高温で溶剤を気化させ、食べる油分だけ残します。このとき、溶剤が残っ
    てしまうこともあります。
    次に、油分に水とリン酸を加えて熱し、油分に含まれるレシチンや食物繊維、カルシウム、マグネ
    シウム、鉄などの栄養素を取り除きます。なぜなら、これらの栄養素は長期保存するためには
    邪魔な成分と考えられているからです。
    その後、製品ができあがったときに変色すると古さが目立つという理由で、110度という高温で脱色
    します。この段階で、ベータ-カロテンやビタミンEとともに香りまでもが取り除かれてしまいます。
    そして最後に、これまでの高温下での激しい工程で発生した脂肪酸の劣化臭を取り除くために、
    240~270度もの高温に長時間放置して脱臭し、保存剤などを添加して商品にするのです。実は、
    この高温で脱臭する工程がもっともトランス脂肪を生み出しています。なぜなら、不飽和脂肪酸は、
    150度を超えると分子構造が突然変異を起こし、160度を超えると確実にトランス脂肪へと変貌し、
    さらに200度を超えるとトランス脂肪が連鎖するように急激に増加してしまうからです。
    大切な栄養素や風味までもが抜き取られた油は、もはやフレッシュな油とはいえません。まさに
     「死んだ油」 です。死んだ食べ物は、体の中に取り込んでもまったく健康の役に立ちません。それど
    ころか、このような凄まじい工程のなかで、トランス脂肪をはじめ、活性酸素や過酸化脂質などの
    有害物質が発生し、私達の体にダメージを与えてしまうのです」



ほんとにびっくりした!
これはもう、食べ物ではないでしょう。
    

上の製法は 「溶剤抽出法」 と呼ばれる。
商品ラベルに 「植物性油脂」 とか 「食用精製加工油脂」 と書かれている油は、
この方法でつくられた可能性が高いそうだ。

生きた油をつくるのに適した製法は、
「低温圧搾法」(コールドプレス法) と呼ばれるもの。
「30度以上の熱をかけずに原料を絞って油を抽出し、そのままボトル詰め」 をするやり方。

この製法でつくられた生きた油は、
生鮮食品と同じで劣化・酸化しやすく、光によっても劣化するので、
遮光瓶に入れて冷蔵庫で保管する必要がある。

ちなみにさっきスーパーに買い物に行ったついでに、
棚に並んでいる油のラベルをひとつひとつながめてみた。
「低温圧搾法」(コールドプレス法)と書かれた油はひとつだけだった。
でもそれは遮光瓶には入っていなかった (????)。
遮光瓶に入った油は少しだけあったけれど、
どれも常温の棚に並べられ、「常温で保存するように」 と書かれていた (????)。
  

そもそも油は 「一度にたくさんとれない貴重なもの」 「すぐに使わないと悪くなってしまうもの」。
それを心得た上で、少量の油を大事に使うことが大切、と著者はいう。

スーパーの総菜売り場には揚げ物がずらーっと並んでいる。
加工食品のラベルを見れば、
砂糖やアミノ酸とともに 「植物油脂」 「食用精製加工油脂」 がかならず入っている。
本来、食用油が希少なものならば、油の洪水のような現代社会は、
かなり異常なのだ。

天ぷらもフライもポテチも大好きだった (今も好き) わたしにとって、
これらがガン細胞の増殖を助ける一因になったことはまちがいないだろう。




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さて、上の表の左下にひとつだけあぶれもののように記されているのは、
あの悪名高いトランス型脂肪酸 (以下、トランス脂肪と記す)

トランス脂肪とは、不飽和脂肪酸 (植物油) に人工的に水素をくっつけて水素の穴を埋めたもの。
水素がびっしりくっつけば、植物油でありながら動物脂 (飽和脂肪酸) に似たものができる。
つまり常温でも固まり、劣化・酸化しにくい油だ。
長期保存ができる油は流通・販売に都合がいい。
そのために考えだされたものだった。

水素添加の工程では、120~210度の高温・高圧下で水素ガスを反応させる。
そうすると水素原子が不自然な位置に移動し、
自然ではありえない構造の不飽和脂肪酸ができる。
油の研究者たちは、この工程を 「オイルをプラスチック化する」 と表現する。

こうしてできた油は 「硬化油」 と呼ばれる。
マーガリンがその代表。
ショートニング、ファットスプレッド、コーヒーフレッシュなどにもトランス脂肪が多量に含まれる。
市販のサラダ油、マヨネーズ、ドレッシングのほとんどに、
水素を添加した油が使われているが、
ラベルには 「植物性油脂」 「食用精製加工油脂」 としか書かれていない。
あぶない、あぶない。



トランス脂肪は不自然なだけに、身体にいろいろな悪作用をおよぼす。
身体はこういう不自然なものや化学薬品に対処する能力を備えていないからだ。
ではトランス脂肪の欠点をまとめておこう。

 ・不自然な構造なので分解・代謝に時間がかかる → ミネラルやビタミンを消耗する。

 ・身体の役に立つ機能がまったくない。

 ・活性酸素をたくさんつくる。

 ・血液をどろどろにする。

 ・他の脂肪酸の正常な機能をさまたげる。
  とくに必須脂肪酸 (オメガ6とオメガ3) の代わりに細胞膜に入りこみ、
  細胞膜の構造や働きをゆがめる。

 ・体内コレステロールのバランスを崩し、心臓病を引き起こす。

 ・糖尿病のリスクを高める。

 ・脳神経の活動に必要な酵素を破壊する → ADD、ADHD、認知症の発症。

 ・内臓脂肪の蓄積 → 肥満。
             → 炎症性物質を分泌し、炎症性疾患を引き起こす (アトピー性皮膚炎、クローン病、ガンなど)。


このような作用のメカニズムや実験データもたくさん載っているので、
もっと知りたい方はぜひ原本を読んでください。




ちなみに米国のニューヨーク市では、
2008年7月までにすべての調整食品からトランス脂肪を排除することを法律化した。
さらに2013年11月には、米国食品医薬局(FDA)がトランス脂肪酸の食品利用を全面禁止にする方針を打ち出した。

それにひきかえ、日本では今でも学校給食にマーガリンが出されている。
日本政府はいったいだれのために政治をやっているんだろう?
すでに答えが出ている疑問だけれど、
つい言ってみたくなる。
ずっと税金払ってるわけだし。

ただ、政府がアホでも、国民は賢くなりたければいくらでもなれる。
わたしもこの本を読んでこの記事を書いて、少しは賢くなった。
でも、天丼も、あじフライも、歌舞伎揚げも、ポテチも好きだからなあ ・・・・







※アメリカで規制されるトランス脂肪酸、日本でも規制すべきか
by homeopa | 2016-02-06 08:01 | 食べ物

類が友を

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ひとりで豆まきをしていたらちょっと寂しくなって、
せりふを変えてみた。
「鬼も~来い! 福も~来い!」


類が友を呼んだわけだ。







※医学という名の宗教
  鬼もそう思う。



 

ホメオパシー入門講座のお知らせ 2016年2月14日(日)AM10:00~12:00
by homeopa | 2016-02-04 19:15 | つぶやき

うれしいこと

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昨日、髪を切ってもらいに美容院に行ったら、
「なんてかわいいお顔でしょう!」
とおばさんの美容師さんに感嘆された・・・・へへへ。



めざすところは 「かわいい意地悪ばあさん」 だから、
目的の半分はすでに達成していることになる。







※元クックパッドのエンジニアが起業 飲食店の常識を覆す「未来食堂」
  発想の転換!

※未来食堂日記(飲食店開業日記)
  なんかわからないけど、読んでるとやる気が出てくるから不思議だ。
by homeopa | 2016-02-02 10:55 | つぶやき