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きくみみダイヤル---おはなし聴きます

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【きくみみダイヤル---おはなし聴きます】 のご案内

悩んでいるとき、混乱しているとき、行き詰まったとき、落ち込んで出口が見えないとき、
だれかに話を聞いてほしいという欲求はだれにでもあるはずです。
おそらくそれは食欲や性欲と同じくらい基本的な欲求ではないでしょうか。

胸にわだかまっている思いを人に話すことは、
しばしば好もしい結果を生みだします。

  ・気持ちが軽くなる
  ・それまで気づかなかった自分の気持ちに気づく
  ・自分の問題を客観的に見られるようになる
  ・混乱していた気持ちが整理される
  ・意外な解決策が見えてくる、などなど・・・

これは自分の発した声を自分で聞くことによって、
自分の思いと少しばかり距離を置くことができるようになるからではないかと思います。

ただ、いつもこの欲求が満たされるとはかぎりません。
信頼して話せる相手が身近にいなかったり、
話せる人はいても、ゆっくり話す時間がとれなかったり、
その人に話すのがはばかられるような内容であったり、
あるいは、話すとあれこれ助言をもらうので逆に苦しくなったり。

そこで身近に話せる人がいなくてお困りの方のために、
このテレホンサービスを開業しました。
私が電話でおはなしを聴きます。

旅先で出会った見ず知らずの人に、
それまでだれにも言わなかった身の上話をぽろっとしてしまう、
なんて経験はありませんか?
自分とは何の感情的しがらみもなく、利害関係もない他人だからこそ、話しやすい、
ということはあると思います。

そんなお気持ちでご利用ください。

これはカウンセリングではありませんので、
アドバイスはいたしません。
お客様がお話ししやすいように質問をしたり相づちを打ったりすることはありますが、
それ以外はただ耳を傾けてひたすら聴かせていただきます。




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ご利用案内

・会員制

  まずメールか電話で 「きくみみダイヤル」 へのご入会をお申し込みいただき、
  ご氏名・ご住所・お電話番号・年齢をお知らせください。
  会員番号の入った会員証を郵送いたします。
  (日本ホメオパシーセンター世田谷喜多見で相談会を受けていらっしゃる方はご入会不要です)


・予約制

  メールか電話でご希望の日時をご予約ください。
  その際、会員番号が必要となります。
  (日本ホメオパシーセンター世田谷喜多見で相談会を受けられている方は不要です)

  ご予約の日時になりましたら、下記の番号にお電話ください。
  1時間お話しいただけます。  
  

・料金

  1時間 5,000円 (延長は不可)

  お電話終了後、請求書を送らせていただきますので、
  2週間以内に指定の口座にお振込みください。


・営業時間

  営業日: 水・木・金・土
  ご利用時間帯: 9:30~10:30
            11:00~12:00
            13:00~14:00
            14:30~15:30
            16:00~17:00 (木・土のみ)


・連絡先

  メール: homehome9@gmail.com
  電話・FAX: 03-6411-1577


・聴き手

  上村悦子 (ホメオパス)
  プロフィールはこちらをごらんください。


・プライバシーと個人情報

  お話の内容を外部に漏らすことは絶対にありません。
  お客様の個人情報は、お客様あてのご連絡以外には使用いたしません。


・以下のようなご要望には応じられません。

  18歳未満の方からのお電話 (保護者からのお申し込みがあれば可)。
  セックステレホン的な内容のおはなし。
  売り込みや勧誘を目的とするおはなし。
  犯罪に関わるおはなし。

  これ以外にも、聴き手が対応しきれないお電話は (例:どなる、叫ぶ、など)、
  途中で切らせていただくことがありますので、ご了承ください。




以上、ご興味のある方はどうぞお気軽にお問い合わせください。
相談会中は電話に出られないので、メールのほうがアクセスしやすいと思います。
by homeopa | 2015-06-30 21:33 | 日々の暮らし

反省

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安倍晋三内閣総理大臣のことを、安倍マントヒヒなんて呼んでいたけど、
あれはとても失礼だった、マントヒヒに対して。








※“ジャック”された渋谷ハチ公前、若者らが戦争立法に「No!」

※6月27日 「戦争法案に反対するハチ公前アピール街宣」 学生のスピーチ1

※6月27日 「戦争法案に反対するハチ公前アピール街宣」 学生のスピーチ2  (特にこれ)
   (動画を見る時間がない人のためにスピーチ全文書き起こし)

※6月27日 「戦争法案に反対するハチ公前アピール街宣」 学生のスピーチ3




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頼もしい若い人たちが立ちあがってくれたので、
おばさんはのほほんと公園にカボチャの種をまいたりできる。





その種が芽を出した!
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右手前の木と、その向こうの木と、そのまた向こうの木の根っこに。
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4日後の今朝は本葉も出ていた。
でも同時に、まわりの草もたった4日のあいだに深くなっている。
草に負けませんように。
そして何より、区の草刈り隊が来ませんように。
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by homeopa | 2015-06-29 08:55 | 日々の暮らし

Help me, please!

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ちょっといい記事を読んだのでおすそわけ。
以前にもリンクを貼った 「いばや通信」 さんの記事。
http://ibaya.hatenablog.com/entry/2015/06/25/095930

わたしも、人に助けを求めるとか、人に迷惑をかけるとかいうことを、ためらってしまう、
日本人にありがちな傾向の持ち主だなあ。
この傾向って、せっかくいただいた人生をめいっぱい堪能することを邪魔するかも。

下に内容をコピペします。


        ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※


「他人に迷惑をかけてはいけない」 という嘘

東京を経由して新潟に戻り、海岸沿いにテントを張っていた時に、ロンドンから一通のメールが届いた。内容があまりにも素晴らしく、自分ひとりのものにしておくのが非常にもったいないので、送り主の方の許可を得て転載します。



・題名「私のリアル マッチ売りの少女体験 今までの人生観が崩壊しました」

坂爪圭吾さま

以前、ロンドンからメールさせて頂いた森山香織(仮名)です。この2週間の私の個人的マッチ売り少女体験を是非貴殿にお話させて下さい。なんだか今までの価値観崩壊、幸福感大噴出の中に現在生きております。

事の起こりは先々週の土曜日。8歳と5歳の子供達を習い事に送り出した後、空いた時間にスーパーに買い出しに行きました。何時もの様に大きなカートを押して棚と棚の間を歩いて居た所、突然全身を貫く激しい痛みに襲われました。一瞬、ぎっくり腰かと思いましたが違うようで痛みにあぶら汗まで出てきて立っていることすらままならない。カートを放置し這うように自宅に戻り、一旦ベッドに入ったら高熱で全く動けなくなりました。

週末の間は全て夫に子供達を任せ、ベッドに転がってましたが痛みで動けず、まったく食べ物も受け付けず…月曜日は夫は子供達を学校に送った後仕事に(ロンドンは13歳まで子供を一人で歩かせてはいけません。常に何処に行くにも親の送迎が必須です) 私は午後の学校のお迎えに這うように行きましたが、途中で車をぶつけそうになり 自分の身体が全く機能していないことを理解しました。

子供達には夕飯はピザを頼み、それを食べて宿題をしてお風呂に入り歯を磨いてお父さんの帰りを待ちなさいと言いましたが、母としての役割が全く果たせないことが悲しく、また身体が言うことを聞かないことが歯痒くベッドの中で泣きました。薬が効いている兆候もなく痛みは増すばかり、今までの人生の中でこんなに酷い病にかかったことはない。

この年まで私は自分の脳で考えた事、自分の意識がボスでそのボスの指令で身体を思うままに動かすことが出来ると傲慢にも思い込んでいましたが、それは全くの誤りだった。身体が一旦機能する事をストップしたら自分の中心と思い込んでいた自分の意識も否応なしにスイッチさせられるという事に生まれて始めて気がついたのです。

今の私が出来ることは完全に降伏する事。身体様が機能してくれるまで、私は身体様に全てを預けるしか道はないのです。この状態では自分の全てだと思い込んでいた意識ですら全く何の役にたたない…その時に私の脳裏に、ああ今の私は父親に殴られ雪道に放り出されたマッチ売りの少女だなとの考えが過ぎりました。その瞬間に、ああオープンに助けを求めてみようと考えました。

・他人から施しを受けるのは惨めなことではなく、寧ろ崇高な経験になる。

普段の私は色んな事を器用にこなし仕事もできるし自分が出来る人間であるという事にかなりの高いプライドを持っていて人に助けを求める事は非常に惨めだと考えていました。でも身体様が機能しない今、自分の自意識より大切にしなければならないのは身体様、身体様が動きたくないと仰る以上、ボスは身体様、身体様の欲求に従う術は無いのです。

私はそこで簡単なメールを両隣の住民、娘達と同じクラスの保護者 いずれも私の家から車で10分以内でこれる知人に出しました。身体が動きません、子供達の世話が出来ません、二階で寝ています、鍵は玄関脇の植木鉢の下に置いてあります。余力がある方は私を助けてください、と。

翌日、子供と夫が朝食を食べていると次女と同じクラスのインド人の保護者がやって来て私が動ける様になるまでの子供の学校の送迎をしてくれるとオファーしてくれました。私は喜んで彼らの親切を受け入れました。日中、私が寝ていると隣人がどんどんやって来てお茶を入れてくれたり買い物に行ってくれたり、子供の宿題を見てくれたり子供達に本を読みのやって来てくれる人もいました。子供達に食事を与え、私にスープを置いて帰る人。私の枕元で聖書を朗読したり本を読んでくれる人、祈りに来てくれる人 本当に色んな形でのお助けがやって来た。

そして私は惨めになる所か喜んで姫の様にその優しさを受け取ることができた。本当に身体様に降伏し助けを受け入れ始めた所、ようやく身体は悪化するのを辞め回復に向かうようになった。恐らく何時もの私なら半分回復した所で普通の生活に戻ったでしょうが、今回は本能的に全てを身体の思うままにゆだねよとの声が聞こえた気がして100%回復するまで起き上がらない事を自分に許しました。

1週間ほどそんな生活をした所、完全に復活。助けを求めたマッチ売りの少女は生き残りました。そして他人の施しを受け取るのは全く惨めではなく寧ろ崇高な経験でした。

・実は、皆が何かを誰かに与えたいと思っている。

一番印象に残ったのはご近所の八十代の恐らくその方の方がよっぽどお助けが必要と思われるお婆ちゃんがよろよろ杖をつきながらやって来てお茶を入れてくれた事。彼女は「人間にとって小さな助けを他人に与えるのは何よりの喜びなのです、この様な機会を私に与えてくれて有り難う」と仰いました。その言葉がすっと身体に染みました。

世の中には小さな親切で溢れている、実は皆が何かを誰かに与えたいと思っている。問題は受け取るオープンさが自分にあるかどうか…本当にオープンになると言うことは喜んで受け取る事が出来る事なんじゃないかと気がつきました。そして坂爪様がしていることはこれなんじゃないのか、 他人から受け取る事を自分に許す、自分のつまらない自意識の垣根を下げ意識に邪魔されない身体の本質の欲求に従うこと、そして全てを受け入れる柔軟さを自分に許す事。

元気になった今、私は喜びの中に生きている気がします。

どうしても今回の病が偶然とは思えないのです。

意識ではなく身体がボスだ、そして「全てを受け取る事を自分に許しなさい」と教えられるために身体が仕掛けた病気としか思えない。そして、与える事を惜しまない、受け取る事を惜しまない、芯からオープンになったときに物凄い歓喜を感じた気がします。「私は全てに許されている」という安心感。

なんだか一人よがりで長々と書いてしまいすみません。

坂爪様のブログを読んでなかったらマッチ売り少女をリアルに体験しようという発想は絶対になかったはず。そしてその実験を通してなんだか人生観が変わってしまった様な気がします。

私は結構 綺麗にオシャレするのが大好きなタイプで口紅塗らずに外出とか女としてあり得ないと思っていました。外見があって女なんだからと…所がノーメイク、髪もぼうぼう、ぼろぼろのスウェットきて芋虫の様に転がっていても世界は私に優しいという事実が分かっただけでも背筋がゾクゾクするぐらいの幸せなのです

このままオープンで居続けた先にどんな心境がまっているんだろう

坂爪様にインスパイアーされ実験 を今後もリアルに経験し続けてみます

坂爪様の本 楽しみにしています

いつか何処かで会えます様に

身体に気をつけてお元気で

森山香織

(以上、転載はここまで)


「他人に迷惑をかけてはいけない」という嘘。

非常に人生の示唆と叡智に溢れたエピソードだと思った。「他人から施しを受けるのは惨めなことではなく、寧ろ崇高な経験になる」「実は、皆が何かを誰かに与えたいと思っている」「意識ではなく身体がボスだ」「すべてを受け取ることを自分に許しなさい」など、大量の箴言が含まれている。

そして、私は「他人に迷惑をかけてはいけない」という日本的な教育が、どこまで真実なのかが分からなくなった。過去記事でも書いたように、自分ひとりで出来て一人前(誰かに頼るのは半人前)という価値観のままでは、永遠に『誰かに助けを求める力(お互いに助け合う力)』を養うことができない。

他人に迷惑をかけることで「自分は生かされている」というよろこびを知る。
お互いに助け合うことの中には、(もちろんそれによって発生するストレスもあるだろうけれど)其処にしか発生し得ない絶対的なよろこびがある。このよろこびは『自分は生かされている』という感覚に尽きる。何もかもを自分の力でやっている(と思い込んでいる)間は、このような感覚を覚えることは絶対にできない。

「自分のことは自分でやれて一人前(誰かに頼るのは半人前)」という価値観のままでは、永遠に「誰かに助けを求める力(お互いに助け合う力)」を養うことはできない。自分ひとりで問題を抱え込んでしまうと、鬱病や円形脱毛症や自律神経失調症になったり、最悪の場合は自殺をしてしまったりする。

必要なのは固体の思考よりも液体の思考であり、「他人に迷惑をかけてはいけない」というガチガチの常識(固体)よりも「どれだけ楽しく迷惑をかけられるか」という比較的POPな視点(液体)だと思う。

完璧であることよりも「不完全であることの素晴らしさ」
誤解されると困るが、私は「自分は何もしないで他人に迷惑をかけまくって生きよう」と言っている訳ではない。自分に足りない部分がある時に、誰かの助けによって支えられた体験は感動を生み、そのよろこびを通じて「自分も他人に優しくあろう(自分が差し出せるときは差し出していこう)」と思える前向きな気持ちの循環を生むことが、人間が不完全であることの素晴らしさなのだと思っている。

奪うことが目的ではなく、与えることが目的になった時に、あらゆることの本領は発揮される。たったひとりきりで完璧になろうとするよりも、困ったときはお互い様のマインドで、頼るときは頼り、甘えるときは甘え、自分にも出来ることが発生した時は「待ってました!」とばかりに差し出して行こう。

・実は、皆が何かを誰かに与えたいと思っている。
・他人から施しを受けるのは惨めなことではなく、寧ろ崇高な経験になる。
・すべてを受け取ることを自分に許しなさい。

人生は続く。


(コピペおわり)


             ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※







※人を殺すのも人に殺されるのもイヤ!そんなことを押し付けようとしている者たちをやっつけよう!

※安保法案は「違憲」 日弁連、全会一致で意見書

※山本太郎議員「安保法制で原発の問題が取り上げられていない」「ミサイルが原発施設内に着弾すれば、核ミサイルに」

※「何しにきたんだ」「嘘言うな!」安倍首相の「沖縄慰霊の日」スピーチに「帰れ」コールが巻き起こる

※フランスの週刊誌L'Obs が組んだ (アベシンゾーの隠された顔)という特集は 日本のマスコミをはるかに超える 内容だ。

※6月6日付の英紙エコノミストが 「日本会議」のもつ危険性と 安倍政権への影響力を報じた。

※日本食品の輸入停止が決定、台湾がぶれなかった理由

  国外向けであれ国内向けであれ、食品の放射性検査を詳細にこまめに行って、
  そのデータを開示していくことがいちばん大事ではないかと思うが。






※ホメオパシー入門講座やります。6月28日(日)午後2~4時
by homeopa | 2015-06-26 09:28 | 人間

わからないからおもしろい

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本を読むといろいろなことを知って、
この世界のことがよくわかるようになる、
と思っている人は多いと思うけど、
それはちがうと思う。

本を読めば読むほど知らないことがふえて、
世界がますますわからなくなる。
世界の広さと、深さと、高さと、多様さと、わけのわからないでたらめさと醜さと美しさに、ますます圧倒される。

だからおもしろい。
だからわたしは本を読む。

そういう点で読書は旅に似ている。


と、つねづね思っていたところ、ふらりと入った本屋さんでこんな本を見つけてぶっとんだ。
旅するように読んだ本: 墨瓦鑞泥加書誌 (ちくま文庫)
これは下の本の文庫版。
はるか南の海のかなたに愉快な本の大陸がある
読みたい本がますますたくさんになって、
なかなか死ねないぞ。



   〈エクゾティスム〉 とは (中略)、永久に理解不可能なものがあるということを鋭く直接に知覚することなの
   である。(中略) さまざまな風習や人種、民族や他者を同化できると自惚れぬようにしよう。逆にそうする
   ことは絶対に不可能だということを楽しもう。
                          ---- ヴィクトル・セガレン 『〈エクゾティスム〉に関する試論/覉旅』






本といえば、しおり。
ガガの成人式のあとで振り袖をクリーニングに出したとき、
それを包んでいた 「たとう紙」 が不要になって、
でもあまりに丈夫で気持ちのいい和紙なので、
何かに利用できないかと考えて、
そうだ、しおりにしよう、と思いついた。

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ここに載せるほどのもんでもないけど、
わたしひとりで使いきるには多すぎるので、
もし本をたくさん読む方で、しおりに不自由している方がいらっしゃったら、
お送りします。
ほんと、そこまでするほどのものではないんだけど。








この前、下半身のちからについて書いたけど、
この下半身の安定ぶりはどうだ!
African School Kids Dance Moves ♪







※ホメオパシー入門講座やります。6月28日(日)午後2~4時
by homeopa | 2015-06-24 22:02 |

美麻

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今回の美麻行きの目的は、地域の草刈り。
地域といってもうちの 「まき」 には我が家をのぞくと2世帯しか住んでいない。
どちらの世帯もご夫婦ふたりだけ。
向かいのお宅の大家さんも含めると総勢で6人にしかならないところを、
住んではいないけど家と畑がそこにあってよく来るおばさんや、
以前に奥の部落に住んでいた人たちや、
まだそこに雪で半分倒壊した家がある人 (東京在住)や、
我が家の元オーナーの奥さんなど、
うちの 「まき」 にゆかりのある人たちが手伝いに来てくれて、
総勢12人ぐらいになった。

あとで気づいたんだけど、
全員たぶん60歳以上。
限界集落だわ。

歩いて20分ぐらいかかる長さの道路の両わきの草を刈り、
刈った草を横の沢に投げおとすという作業。

さあ、はじめよう、と動きだしたとたん、
ぱらぱら降っていた雨がどしゃぶりになった。
途中で何度か小ぶりになったものの、
8時に始めて12時前に終わるまで、
7割ぐらいの時間は給水タンクをひっくりかえしたようなどしゃ降りのなかだった。

「毎年雨は降るが、こんな雨は初めてだ」
とみなさんがおっしゃるのを聞きながら、
わたしのせい? と思ってうしろめたかった。
ずっと晴れ女でやってきたはずなのに、なぜか美麻では雨女。

「ちゃっちゃっとやって、早めに解散しましょ!」
という向かいのおばさんの提案のもと、
高齢者の集団が高齢者と思えぬ馬力と持久力を発揮して、
昨年は午後2時までかかった作業が12時前に終了。
もちろん、作業が終わると同時に雨も終わった。
よくあるはなし。

田舎の高齢者は、都会の高齢者とは別の生き物だ。
72歳のおばさんが3人いたけど、
3人とも肌がつやつやして、ぷっくりして、声が大きくて、よく笑う。
しなびた老人というイメージで行けば、
61歳のわたしのほうがぴったり当てはまる。
ああ、あやかりたい!



草刈りの前日の午後に東京から着いて、
その日も雨だったけど、ほんのお湿り程度だったので、
家の横の空き地 (2m×3mぐらい) の半分を草刈りして、畝をつくった。
あそこの家を買ったときに友だちがお祝いにくれた鍬を使って。
もんぺに長靴はいて、白いタオルを首に巻いて、ベビーみたいな花柄の農園フードをかぶって。
なんかそれ風だなあ、と思ったらどんどんその気になった。
衣装は大事。

畝ができたところで、大豆を埋めた。

大豆の芽は鳩の大好物らしい。
だから草の畑のおじさんは鳩が来ると目の敵にして追い払う。
でも友だちの息子さんが、
大豆を埋めたすぐそばにわらの棒を2本突き刺しておくという方法を考えだした。
あ、おいしそうな芽、と思って近づいてきた鳩が、
地面から5センチぐらく突きでたその棒に胸とか腹とかをつつかれて、
「いててっ!」 といって逃げていくというシナリオらしい。
実際その畑の写真を見せてもらったら、
大豆は鳩に食べられることなくちゃんと育っていた。

うちにはわらはないので、
裏山に盛大に生えているクマザサの茎を使った。
年のため、2本ではなく、豆を囲んで3本埋めた。
これはどこに豆を埋めたかの目印にもなる。
そのまわりに草でマルチをして、がんばってね、と大豆に声をかけてから、
大満足して家に入った。
もちろんクマザサの葉も収集してきてクマザサ茶のための下処理もした (東京に帰って干す)。

ついでに畝の端っこに、東京の家で食べたカボチャの種も埋めておいた。
この前、ベランダの鉢に埋めたらちゃんと芽が出てきたので、↓
ああ、これはいい、と思って。

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東京の近所の公園のあちこちにも埋めておいた。

それと同じ種を美麻にもってきたつもりだったけど、
あとから気づいた。
あの形はかぼちゃの種じゃない・・・・柿の種だ。
昨年食べた柿の種。

畑の中に柿の木が生えてしまったら困るけど、
万一、芽を出したら、植えかえればいいや、
と思って落ちついた。
かぼちゃができないのは残念だけど。

初めて自分で畑をつくったと思ったら、
人生が格段に楽しくなってきた。
今までも楽しくなかったわけじゃないけど、自分が種になったような気分。
種は人に夢と希望を与えるんだなあ。
あのちっちゃな種が。


草刈りの前の晩は、
お向かいのおばさん (チイちゃん) の家で夕飯をごちそうになった。
チイちゃんはたぶん味の素を使っている (そんな味がする)。
でもすごくありがたくて、全部たいらげた。
味の素でもおいしかった。

チイちゃんとおとうさん (夫君) には子どもがいないせいもあって、
犬や猫をとてもかわいがる。
猫は何匹いるんだったか忘れたけど、たくさんいる。
犬は今は1匹だけだけど、以前は3匹いたそうだ。

今いる犬は柴犬と何かの雑種の黒犬で、セン君という名前。
セン君は、おとうさんが焼き芋を売りに行くときはかならず助手席に座っていて、
ちょっとした看板犬になっているそうだ (取材の申し込みまであったらしい)。
でもセン君はおとうさんとおかあさんにしかなつかず、
犬好きの人が手を出して寄っていくと、
その手にガブッと噛みついたりする。
餌をあげようとしても、
その手にガブッと噛みついたりする。
だから絶対に手を出してはいけないと、チイちゃんから言われていた。

夕食をごちそうになりに行ったときも、
わたしが入っていくと、セン君がワンワン吠えた。
おとうさんに諭されて黙ったけど。

夕食を食べながら、
以前に飼われていた犬たちの面白いエピソードや悲劇的な死について聞いた。
笑ったり泣いたりしてしばらくたったころ、
セン君がふと立ちあがってわたしに寄ってきて、
顔に鼻面を近づけたり、前足で私の手をとんとんとたたいたりした。
「なでてほしいんだわ」 とチイちゃんが言ったが、
わたしはまだ怖かったので、「それは今度にする」 と答えた。
そしたらセン君はわたしの横に座って、わたしの腿にぐりぐりと鼻面を押しつけて寝ころんだ。

しばらくそうしていたけど、
わたしがなでないので、そのうち飽きて遠ざかっていった。

セン君が訪問者にそんなことをしたのは初めてだそうだ。
チイちゃんとおとうさんが驚いていた。
わたしはうれしかったけど、まだ少し緊張していて、変な気分だった。

わたしは猫と犬とどちらが好きかときかれたら迷いなく 「猫!」 と答える。
自分自身も猫型人間だと思う。
だから犬には好かれないと思っていたけど、
この1年間で2匹の黒犬に好かれた。
晴れ女だと思っていたのに、雨女になった。
何かが変わったのかな?



草刈りのあとで小腹が空いたけど何もなくて、
疲れてご飯を炊く気にもなれなかったので、
畑にまいた大豆の残りをフライパンで炒って食べた。
おいしかった!
レトルトのミネストローネスープを鍋にあけて温めて、
大豆を買ったときに一緒に買った高野豆腐も入れた。
おいしかった!
労働のあとはなんでもおいしい。
労働のあとは幸せ。



美麻の土は粘土質らしい。サトイモをつくろう。
※粘土質の土で育つ野菜
※畑の土をもっと知ろう




最近のうちのベランダ。↓
右端は、カボチャやニラやサツマイモの芽や何かわからないハーブが植わった鉢、
その向こうはマイクロトマト (栄養が足りなくて葉っぱが黄色くなってきた。根も鉢の中でめいっぱい張っているのだろう)、
その向こうは青じそ、
その向こうはセロリ (セロリの食べ方がわからない。もう少し晴れ間が多くなったら乾燥させてセロリーソルトをつくる予定)。

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野草汁にわいたウジ虫は、あのまま汁の中で死んで溶けたみたい。
いい栄養になった。
この汁を薄めてシソの鉢にいれたら、シソの葉の色がよくなった。
トマトも一時期元気になったけど、実が増えるにつれてもっと栄養が必要になったらしく、
野草汁だけでは無理かもしれない。
最近は鉢の周辺部に草マルチをして、その上に米ぬかをまいてみている。






※とめよう!戦争法案 集まろう!国会へ6・24国会包囲行動


※安倍内閣「不支持」急増

※安保:学生2200人が京都でデモ行進 法案に「ノー」

  若い人たちが立ちあがった。
  おじさん、おばさんも、座ってばかりいたらお尻が腐る。

※憲法学者が危惧している “緊急事態条項”

  自民党が憲法に新たに加えようとしている条項。
  この条項によれば、緊急事態 (外国からの攻撃、内乱、大災害など) が起こったとき、
  総理大臣は緊急事態を宣言できる。
  これが宣言されているあいだは、政府は法律と同じ効力のある政令を制定できる (国会を通さず)。
  つまりこの期間は政府が独裁権を持つ。
  場合によっては国民の基本的人権や財産権が制限されることもある。
  外国の憲法にはほとんどこの条項があるのに日本にないのはおかしいと、自民党は主張するが、
  他国の憲法では緊急事態時の政府の決定をチェックするシステムも同時に設けられている。
  しかし自民党案ではそのチェックシステムが書かれていない。

※米国代替医療の急先鋒、ホメオパシー療法の最新研究成果






※ホメオパシー入門講座やります。6月28日(日)午後2~4時
by homeopa | 2015-06-22 15:01 |

下半身のちから

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腕振り運動をやるときに、
ゆっくり息を吐きながら、へそ下 (丹田) に力を集中するというのを、何カ月も続けてきた。
そしたら朝の散歩をするときも、
以前よりへそ下に力が入るようになった気がする。
足が地面に吸いつきやすくなったような安定感も感じる。
いったい今まで60年以上、どこに力を入れて生きていたのだろう?
小指の先とか?




中医学では、生まれたときに与えられる生命エネルギーを 「先天の気」 と呼ぶらしい。
そして生まれたあと、水や食物や呼吸などから取りこむエネルギーを 「後天の気」 と呼ぶ。

先天の気は腎に宿る。
後天の気は碑に宿る。

中医学でいう 「腎」 は現代医学の腎臓とはちがって、
へそから下にある臓器 (腎臓・副腎・生殖器・膀胱・尿道・肛門など) と、
それに経絡でつながっている領域 (耳・骨・歯・脳・髪など)の、はたらきのことを言うらしい。
(ちゃんと学んでいないのでテキトー)

後天の気はいくらでも補充できるけれど、
先天の気は年齢とともに減りはしても、増えることはない。

だから年をとるとたいていの人は腎の気が衰えて、「腎虚」 という状態になる。
するとこんな症状が出る。
  ・・・・失禁、頻尿、精力減退、白髪、歯が抜ける、聴力低下、耳鳴り、疲労骨折、老眼、白内障、ボケ・・・・
要するに老化現象。

腎虚の兆候を明らかに示すもうふたつの症状が、
丹田の弾力の弱りと、下半身の筋肉の衰えである、
と、図書館でたまたま手にとったこの本に書いてあった → 『空腹で歩く」と病気にならない (ソフトバンク新書)』

以下はこの本から借りてきた情報。

腎虚の人は、腹を押すとわかる。
へそ下のほうが、へそ上よりも抵抗感が少ない。
これを臍下不仁と呼ぶそうだ。

わたしも10年ぐらい前からこれに気づいていた。
整体の本に同じことが書かれていたので試しに腹を押してみたら、
胃のあたりはぼんと弾力があるのに、へその下はずぶずぶっと指が入ってしまう。
ほんとはこの逆でなければいけないそうだ。

このようになると、下半身の筋肉はどんどん落ちていく。
お尻の筋肉がなくなってお尻がたれ、腿も細くなる。
この本の著者はこの状態を 「シリカケル (尻欠ける)」 と呼んでいる。

下半身の筋肉が大事なのは、
ただ歩いたり動いたりするためだけではない。

筋肉は全身から発する熱の40%をつくっている。
つまり身体を温めるには筋肉が必要なのだ。

また筋肉は第二の心臓と呼ばれ、
縮んだり伸びたりを繰りかえすことで血液を心臓に送りかえしている。
筋肉が衰えれば、血液循環も衰える。

筋肉には内臓を支持するという役目もある。
便を押しだし、尿を押しだすにも、筋肉の力が必要だ。

しかも下半身には全身の筋肉の70%が集まっている。
だから下半身が大事。

たとえ腎虚の状態になっても、
言いかえれば、老化が進んでも、
下半身の筋肉を鍛えることで、それを補うことができる。
先天の気の衰えを減速し、後天の気をやしなうことができる。

ありがたいことに、性ホルモン濃度が減っても筋肉を増やすことはできるそうだ。
もう上がっちゃって女でなくなったからといって、
筋肉を鍛えるのに遅すぎるということはないのだ。

別の本にも、あの有名なキンさんギンさんのうちのギンさん (だったかな? どっちか忘れた)が、
脚が弱って歩けなくなり、認知症の症状も出てきたときに、
キンさんが歩いているのを見て悔しくなり、
かかりつけのお医者さまの指導で筋トレを始めたところ (このとき90歳)、
見事に筋肉が回復して歩けるようになり、認知症の症状も大幅に改善したと書いてあった。
(有名なはなし? わたしは最近知ったんだけど)

筋肉を鍛えることは、骨を鍛えることにもつながる。
骨を4週間動かさないと、骨量が4%も減るそうだ。
骨は負荷をかけないと再生しない、というのは、すでによく知られたはなし。
だから老人にはあまり親切にしないほうがいいかもしれない。

うちのマンションの2階に老夫婦が住んでいて、
毎日ふたりで急な階段を下りて買い物に行き、上って帰ってくる。
その様子を見ながら 「この階段、お年寄りには大変だね」 と横にいる友だちにつぶやいたら、
「いや、階段があってよかったよ」 とその友だちが言った。
たしかに。

米国のストゥデンスキー医師の調査。
500人の高齢者を対象に日常での歩行速度を調べ、9年後に追跡調査をした。
9年後の死亡率は;
・歩く速度が遅かった人・・・77%
・歩く速度が中程度の人・・・50%
・歩く速度が速かった人・・・27%



そんなこんなで、わたしも毎朝歩いている。
けっこうキビキビと。
三日に一度くらい、わざと後ろ向きに階段を上ったりもする。
これは効く! (筋力とバランス感覚に)


でもへそ曲がりなわたしは、
そうやってキビキビ歩いている自分を他人目線でながめたり、
向こうからいかにもキビキビした顔で高速歩行してくる中高年とすれちがうたびに、
「長生きしたい、長生きしたい、長生きしたい」 と叫んでいるような気がして、
ちょっとげんなりする。
なんだか浅ましくないか?

一日の大半をテレビの前で、あるいはパソコンの前で過ごし、
どこかに出かけるときは老人料金で電車やバスに乗り、あるいは自家用車に乗り、
朝だけ歩くために歩くという生活は、
なんだかね。
ほんとは生活そのものが意図せぬ筋トレになるような生き方ができれば、
そのほうが自然だし美しいんだけど。

でもただ歩くための散歩でも、
寝たきり老人になるのを防ぐには有益だろうし、
それは世の中にとってもいいことではあるだろう。








※グルタミン酸ナトリウムの危険性①

※グルタミン酸ナトリウムの危険性②

※グルタミン酸ナトリウムの危険性③

  MSG (グルタミン酸ナトリウム)は日本では 「調味料(アミノ酸等)」 と表示されていることが多い。
  スーパーに行って加工食品の棚にあるものをひとつひとつ見ていくと、
  この表示がないものを見つけるのは至難のわざだ。
 
 




※日本ホメオパシーセンター世田谷喜多見からのお知らせ
 6月20日(土)の早朝から21日(日)の夜遅くまで、東京を離れます。
 その間、メールへの返信ができません。
 ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

※ホメオパシー入門講座やります。6月28日(日)午後2~4時
by homeopa | 2015-06-19 21:41 | 身体のこと

is this mine?

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本を集中して読みたいときは、よく近くのドモールコーヒーに行く。
家にいるとつい、あれしなくちゃ、これしとこうと気が散って、
集中できないから。

ドモールは最近、改装して、
ひとりで勉強などしやすい図書館のデスクみたいな座席が増えた。
そういうお客さんが多いからだろう。

そしてその図書館風のデスクには線が引いてある。
ここまでがあなたのスペース、ここから向こうはお隣さんのスペースですよ、と。
これはありがたいと思った。
隣同士でノートなど広げていると、どこまで広げていいのかわからない。
遠慮してかえって窮屈に感じたりもする。

ある日、本を読みにドモールに入って、
図書館風デスクのいちばん左端に座った。
しばらくすると右隣の席に中年のやせぎすの眼鏡をかけた男性が座った。
彼はかばんから原稿のようなものと赤ペンを取りだし、
原稿のような紙をデスクに置いて読みはじめた。
そこまでは普通だった。

しかし原稿を読んでいるうちに、
あ、ここはちがうな、とでも思いついたのか、
急に赤ペンを取って身をかがめ、原稿を修正しはじめた。
さっと身をかがめると同時に、男性の左ひじが8センチぐらい線からはみだした。

わたしはびっくりしたが、
単なる事故だと思ったので気にしないふりをしていた。

男性はふたたび身を起こして原稿を読みはじめた。
そしてしばらくするとまた、あ、これはだめだ、とばかりに赤ペンをつかみ、
さっと身をかがめて修正を始めた。
左ひじがまた境界線を越えた。
今度は10センチぐらい。

彼が前かがみになっているあいだに、
わたしはちらりと男性の向こう側を見た。
デスクのそちら側にはだいぶスペースがある。
あえてわたしのスペースを侵害する必要はないはずだ。

わたしは男性がまた原稿を読みはじめたところで、
自分の右ひじを境界線ぎりぎりに置いて、
そしらぬ顔で本を読みつづけた。

再び修正をしようと前かがみになった男性は、
左ひじがわたしの右ひじに当たってちょっと驚いたらしく、
左ひじを右にずらして修正作業に入った。

ああよかった、これで気づいてくれた、と思ったのは甘かった。
次にまた修正作業に入ったとき、
やっぱり彼の左ひじが境界線を越えた。

そんなことが何度も繰りかえされ、
わたしは意地になって右ひじを境界線ぎりぎりに固定しつづけていたが、
そのうち男性が席を立った。
トイレだろう。
わたしはまじまじと彼のスペースを見た。
原稿は明らかに中央より左よりに置いてある。
その位置を右にずらせば、もうひじは侵略してこないはずだ。
そう思ってわたしが原稿をずらそうと手を出しかけたそのとき、
男性が戻ってきた。
トイレではなく、水を取りにいったのだった。

彼はわたしが原稿をにらんでいたのを見ていた。
そこでひとこと、「少し右側にずれていただけますか?」 と言えばよかったのだが、
気まずさもあって、声が出なかった。

気がつけば、本なんか全然読めていない。
ばかばかしくなって、後ろのテーブル席に移った。
テーブル席から男性の後ろ姿をながめてみると、
彼は椅子自体をやや左側に寄せ、
さらに上半身を左側に傾けて座っている。
彼の身体から右側の境界線まで20センチぐらい空っぽの空間がある。

なんで?
と思ってますます腹立たしくなったが、
そのうちその不条理さがおかしくなってきた。

そしてふと思った。
あの線はだれが引いたのだろう?
わたしではないし、身体が左に傾いてしまう中年男性でもない。
ドモール様だ。
わたしは220円を払い、ホットティーと、線で区切られたスペースの一時的使用権を、
ドモール様から買ったのだ。

でもドモール様には、
そもそもこの世のスペースを切り売りする権利などあるのだろうか?

これは以前から抱いていた疑問だ。
人間が地球上の土地やら空間やらに勝手に線引きをして、
ここからここまでは私のもの、
と宣言するのはどう考えてもおかしい。
その人が勝手にそう宣言するのなら、別の人もまた勝手に宣言できるはずで、
そうなったら境界線なんて意味はなくなる。
例の男性にとってデスクの線が意味を成さなかったように。

ま、だから戦争が起こったりするわけだけど。



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わたしの空間、わたしの部屋、わたしの家、わたしの土地、わたしの国、わたしの領土、
わたしの水、わたしの森、わたしの領海・・・・

これらはほんとにわたしのものなんだろうか?

わたしの親、わたしのきょうだい、わたしの配偶者、わたしの子ども、わたしの友だち、
わたしの身体、わたしの息、わたしの匂い、わたしの排泄物、
わたしの悲しさ、わたしの寂しさ、わたしの喜び、わたしの怒り、わたしの幸せ、わたしの作品、わたしの考え・・・・

これらはほんとにわたしのものなんだろうか?


   何についても言うな、「なくした」 と。
   「返した」 と言え。  ---- エピクテトス


エピクテトスがだれかは知らないけど、
以前に本で上の言葉を読んで妙に納得したことがあった。
そうだよ、借りているだけなんだよ、と。
そして昨日また、こんな詩に出会った。


   「返す」  高木護

   むずかしいことは判らない
   この世にうまれてきた理由も
   判らない
   生きている理由も
   判らない
   なぜ、といわれても判らない
   すみません
   あの世へ逝ったら
   あなたに骨を返します


これもすんなり心に入ってきた。
この身体だって、一時的に借りているもの。
目に見えるものが重視されるこの世で暮らすために便宜上、
身体という目に見える形を借りている。


そして思いや考えについては、
以前にこんなことを読んで、これもなかなかおもしろいと思った。


   「人間の脳も、実は音叉のようなもので、万物の発する波動に共振します。
   私たちの中にラジオやテレビがあると考えると、わかりやすいでしょう」


わたしはこれを読んでこんなことを考えた。
人間はテレビやラジオのようなもので、つまりただの空っぽの箱で、
宇宙のいのちの波動を受信して音や映像にしているだけで、
自分の思いや考えだと思っているものは、
実は宇宙のものなのかもしれない、
なんて。

もしそうだとすると、
喪失ということはありえない。
すべてがいつもそこにあることになる。
すべては天下のまわりもの。
すべてはリサイクル。









※等価交換から贈与交換へ
  なんかいいなあ~。

  「よくよく考えて見れば、自然界そのものが「贈与」で成り立っていることに気づく。
  太陽は何の見返りも求めずに光を注ぎ続けるし、海水浴をするのに海は入場料を徴収しないし、
  空気を吸うための許可を得る必要はなく、川の水を飲むのに一定の月額使用料金を払う必要もない。
  自然の摂理は(等価交換ではない)贈与交換の原理で成り立っていて、
  すべてが循環するように上手いこと出来ている」


※誰かに助けを求める時に死守すべき三つのコツ

  「助けを求める力を磨いていこう。「他人に迷惑をかけちゃいけない」というのは大嘘で、
  「どれだけ楽しく迷惑をかけられるか」の勝負だ!!」

  うん、磨こう。






※ホメオパシー入門講座やります。6月28日(日)午後2~4時
by homeopa | 2015-06-16 08:44 | わからないこと

クマザサ茶

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よく散歩する道にクマザサが生い茂っている公園があって、
春になってからきれいな緑色の若葉がたくさん出てきた。
梅雨になった今も、葉っぱはまだまだ生気にあふれているので、
行くたびにもらってくる。

それを水で洗って。
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縦に細く裂いて。
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ハサミでチョキチョキ切って細かくする。
最初は乾燥してから切ったんだけど、
そうすると葉が丸まってしまって、
切るたびにあっちこっちに跳ねてキッチンの床はササの葉だらけ。
まだ濡れている葉っぱなら何十枚も重ねて切れるし、ずっと作業効率がいいことを発見。
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それを日に干す。
ササの葉のいいところは、わりとすぐに乾くこと。
ヨモギや柿の葉やドクダミなんかは乾燥するまでしばらくかかるので、
梅雨期に入ってしまったらあまり作れないけど、
ササの葉は雨の晴れ間の短い時間だけでもかなり乾燥する。
多少湿り気が残っていても、あとから炒るので大丈夫。
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炒って。
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できあがり♪
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これを普通に急須で入れてもいいし、
少し煮出してもいい。
とてもやさしい味。

で、昨日の晩、そこにすりおろした生姜を入れてみた。
そしたらなんだか甘さが増した! (砂糖も蜂蜜も入れず)
かなり相性のいい組み合わせだと思う。

石原結實氏が身体をあたためるのによいといって生姜紅茶を勧めているので、
わたしも飲んでみたけど、
紅茶だと生姜の辛さが鋭く感じられて、
甘みを加えたくなる味だった。

それと比較して、クマザサのお茶は生姜を入れると甘くなる・・・・ような気がする。
自分でつくったからそう思うのかな、親バカみたいに。
ま、それでもおいしいと思って飲めるならめでたしめでたし。


クマザサの効能については以前の記事にも書いたけど、
もう一度書いておこう。
今回はおもにこの本から抜粋 → 『心と体にやさしい薬草入門』

  滋養強壮。口臭や体臭の除去 (抗菌作用がある)。
  クロロフィルを豊富に含み、血液をきれいにする。
  高血圧、高血糖、高脂血症、貧血など、循環器系の問題によい。
  健胃作用があり、胃酸の分泌を促す。
  腸内細菌のバランスを整える。便秘にもよい。
  抗炎症作用があるので胃炎、歯周炎、口内炎などにも (炎症を抑えるのはホメオパシー的にどうなんだろう?)
  アレルギーやガンに対する効果が研究されている。
  赤血球の増加、腹水侵出の減少、疼痛の緩和。
  免疫を高め、ガン細胞の増殖を抑制する。
 
わたしはこのお茶を飲むとやたらにおしっこが出ます。





だれも知らないけど実は働き者のわたしは、
ほかにも仕事をした。
昨年作った虫除けスプレーの液が残っていたので、
そこに新たに匂いの強い植物を加えることにした。
今回も公園で摘んできたローズマリー、ラベンダー、ヨモギ少し、ドクダミ、それと家にあったレモングラス。
この組み合わせどうなんだろう? 
でももし人間にとってひどい匂いなら、虫にもそう感じられるんじゃないかと期待。
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ぜんぶ刻んで、残っていたお酢に入れて、
1週間ぐらいしたら漉す予定。
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梅干しも漬けた。
昨年は梅がちょっと青すぎたけど、
今年はほどよく黄色~ピンクに熟れたものを見つけた・・・いい~匂い。
赤ジソも、昨年は買ったものが少し傷んでいて3分の1ぐらい捨てなければならなかったけれど、
今年のは元気。(梅もシソも、無農薬には手が届かず)
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うん、よく働いた。






Nda | Playing For Change ♪
by homeopa | 2015-06-14 10:13 | 日々の暮らし

tanka

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いくたびもレンズを向けてひっこめる ただ正直な紫陽花の花




そのままじゃ治らないよと医師の言う いのちの謎に畏れも抱かず
by homeopa | 2015-06-14 09:42

おやつ

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 この間、ある出版社の女性編集者が来て、わりと深刻な顔で、三十代女性のこれからの生き方のガイドブックのようなものを書いていただきたいと言ってきたんです。その年頃の働く女性はみんなすごく苦しんでいる、と。結婚はするほうがいいのかしないほうがいいのか。子どもは産むほうがいいのか産まないほうがいいのか。産んだらどう育てればいいのか。このあとどのように老いていけばいいのか。ずっと独身の場合はどういうふうに暮らしていくのか……ということでみんな悩んでいる。だから「正しい老い方のガイドブック」みたいなものを書いてくれませんか、と。ちょっとびっくりして。あのね、そういう発想そのものが、根本的にきみらを不幸にしているんですよ、と。つまり、その人たちは、平均寿命が八十五歳だから、今三十五歳だとして、あと五十年間あると思っている。自分があと五十年間生きることを自明の前提にしていて、その日程がびっしり書き込んであるスケジュール表みたいなものを前にして、四十代くらいまでにはせめて結婚して子どもを産んでおきたいとか、五十までにはローンを組んで家を買いたいとか、年金受給年齢までは仕事を続けたいとか、七十代になったら悠々自適だけれど、趣味がないと困るからこの辺から趣味を始めておこうとか……そんなことをやっておいて「なんだか楽しくない」と言っている。だから、そりゃ楽しくないでしょうよ、と(笑)。端から八十五歳まで生きているつもりでいるのが、だいいち図々しいですよ。
 だって死に関して確実に言える重要なことって、「人間は必ず死ぬ」ということではなくて、「人間はいつ死ぬかわからない」ということのほうでしょう。          
                                    ---- 「身体の言い分」内田樹・池上六朗(毎日新聞社)







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最近、発見したおやつ---- そば粉の生姜風味パンケーキ、蜂蜜きなこ味。

(1) そば粉を大さじ1杯くらい、水で溶く。
   マヨネーズより少しやわらかいくらい。たれーっとたれるくらい。

(2) 一人前用の卵焼き器 (なければ小さなフライパン) にバターを少量いれて火にかけ、
   バターが泡だってきたら(1)をじゅっと流し入れる。

(3) 弱火にしてふたをし、5分ほど焼く。

(4) 底面がかりっとしたら裏返し、反対側もかりっとするまで焼く。

(5) 皿に取りだし、蜂蜜を薄く塗り、きなこ (無糖) をたっぷり散らし、ナイフで切って食べる。

こんなつまらないことをわざわざアップしたのは、
そば粉を溶くときに、生姜をたっぷり擦って混ぜると、
生姜なしのときより100倍もおいしくなることを発見したからだ。

ほんとうだ! って言ってくれる人がいると、さらに3倍くらいおいしくなるかも。
別にそれほどでもないけど、って言う人がいたら、意固地になってさらに10倍おいしくなるだろう。










※国連がTPPのマイナス影響を懸念する声明を発表

※NHKスペシャル 沖縄戦 全記録
  明日14日、夜9時から。
  テレビがあったら見たいのだけど、残念。

※1億2千万人の個人情報を危険にさらすマイナンバー
by homeopa | 2015-06-12 16:03