pimboke6

<   2013年 08月 ( 17 )   > この月の画像一覧

library

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7月に拷問のような夜行バス旅行に堪えて見にいった、秋田の国際教養大学の図書館。
「図書館だけのために入ってもいい」 とガガが言うほど、
とっても居心地のいい図書館だった。
わたしも内緒でここに住みたい。


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ギリシャの円形劇場みたい。
上から見たと仮定すると、建物は半月形で、弧の部分に書棚が階段状に並んでいる。
ピンボケでごめんなさい。


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そしてこの写真ではわからないけど、
弧を描く書棚のうしろはぐるっと閲覧席になっていて、
これが落ち着くのだ。
勉強に疲れてふと目を上げれば、正面の直線部分の大きな窓の向こうに緑が見える。
普通の図書館にありがちな閉塞感がない。
ガガとわたしも、しばらくそこに座って、本を読んだ。
いい時間だった。


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この大学のカリキュラムは独特で、
分野を越えていろいろなことを勉強できる。
なんとか学部とか、なんとか学科とかに分かれていない。
そして自分が専門に勉強したいと思うものが見つかった人は、
どうぞ大学院で勉強してください、というやり方。

だから、将来やりたいことが定まっていないガガにはとてもいいんだけど、
あいにく、うちの家計では行かせられない。
ま、成績の問題もあるけど。

ほんとは高校でこういう授業をしてくれるといいのよね。
でも日本の高校は、少なくともガガの通っている高校は、
大学の入試だけを見て授業をしている。
いや、大学受験に役立つ授業さえしていないので、
大学受験をする子はみんな塾に行っている。
だったら高校の授業で何をしているのかわからないけど、
知的好奇心を刺激するような授業をしていないことだけは確かだ。
とにかく受験をがんばれ、がんばれ、という 「教育」 をしている。
いちばん感受性が強くて、いろんなことを考えはじめる年齢に、
興味や思考を広げてくれるような授業は行われない。

残念だなー。

大学の入試問題の出し方が違ったら、
高校の授業も少し違ってくるかもしれないけど。

この国際教養大学のもうひとつの特徴は、
すべての授業を英語で行うこと。
いま世界の共通語が英語になってしまっているから、
これは国際人として働いていくためには利点になるのだろうけど、
でもちょっと思う。
なぜ英語だけ?





※二十世紀の革命 スティーブジョブズスクールとは?
 こんな学校もある。
 アイパッドは目に悪そうだけど。
by homeopa | 2013-08-31 08:58 | 世の中のこと

inori

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先日、アップリンクで観てきた 「祈り」 という映画。
なかなか面白かった。
祈りの効果が、科学的に研究されはじめているそうです。

これからの日本を生き抜くには、やっぱり祈りと笑いかな。

映画の最後で監督が朗読している詩を下に書きとめておきます。
アメリカの南北戦争で戦った無名戦士が書いた詩で、
翻訳は、七田真著 「全脳力」 に出ていたものだそうです。


      ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※


「無名の南軍兵士の祈り」

大きなことを成し遂げるために
力を与えてほしいと神に求めたのに 
謙遜を学ぶようにと弱さを授かった

より偉大なことができるようにと健康を求めたのに
より良きことが出来るようにと病弱を与えられた

幸せになろうとして富を求めたのに 
賢明であるようにと貧困を授かった

世の中の人々の称賛を得ようと成功を求めたのに
得意にならないようにと失敗を授かった

人生を享楽しようとあらゆるものを求めたのに
あらゆることを喜べるようにと命を授かった

求めたものは一つとして与えられなかったが
願いは全て聞き届けられた

神の意にそわぬものであるにも関わらず
心の中で言い表せないものは全て叶えられた

私はあらゆる人の中で 最も豊かに祝福されたのだ



<英語原文>
A soldier's prayer
(Attributed to an unknown Confederate soldier)

I asked God for strength, that I might achieve.
I was made weak, that I might learn humbly to obey...

I asked for health, that I might do great things.
I was given infirmity, that I might do better things...

I asked for riches, that I might be happy.
I was given poverty, that I might be wise...

I asked for power, that I might have the praise of men.
I was given weakness, that I might feel the need of God...

I asked for all things, that I might enjoy life.
I was given life, that I might enjoy all things...

I got nothing I asked for - but everything I had hoped for;
Almost despite myself, my unspoken prayers were answered.
I am, among men, most richly blessed!






「ひとつだけ」忌野清志郎&矢野顕子 ♪

PRAYER by 矢野顕子 ♪
by homeopa | 2013-08-29 07:37 | 格言

useless

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昨日は母が入っている介護施設の夏祭り。
今年は和太鼓の演奏があった。

どどんこ、どどんこ、どどんこ、だん、だん!
と腹に響くような音とリズムに、わたしは感動した。
母を振りむいて 「すごいねー!」 と声をかけると、
「ねええー! はははは」 と母が泣きそうな顔で笑った。
それくらい感動したらしい。

でも泣きそうなのは、もしかしたら音が大きすぎるのか、刺激が強すぎるのかと思い、
念のため、 「お母さん、大丈夫?」 ときいたら、
「時間なんか、大丈夫よ!」 と答えた。
いつまで聞いていてもいいって気持ちだったらしい。

母はもう歩けないし、トイレも一人では行けない。
家族に料理をつくってやることもできないし、得意だった裁縫で家族の衣類を縫うこともできない。
さっき食べた食事のことも忘れるし、たぶんわたしの名前ももう忘れている。
言ってみれば、何の役にも立たない。

往年の母は、何もかもきちんとやる人だった。
料理も、裁縫も、家計簿も、家の整理整頓も、すべて人並み以上にやった。
ものすごく家族の役に立っていた (ありがとう)。
でもそういう母の横にいて、幸せだ~という気持ちになったことは、あまりなかったかもしれない。

でもあの泣きそうなくらい楽しそうな笑顔を見て、
わたしはものすごく幸せな気分になった。
役立たずの人に、すごく大きな幸せをもらった。

呆けて身体も動かなくなってから、
母はとても正直になった。
食べるものがおいしくないときは、マズイと言い、
うれしくないときに愛想笑いはしない。
だから余計、あの笑顔はほんとの笑顔だとわかる。
べつにサービスして笑っているんじゃないし、
いつもいつも笑っているわけでもない。
笑いたいときだけ笑う。

おかげで母が笑ったとき、
わたしだけでなく、まわりの人たちみんなが幸せになる。

人の役に立つって、どういうことなのかと思った。




この牛たちも、お乳が出なくなって、役立たずとして殺されるところだった。
それをある団体が引きとったらしい。
長い冬を越して外にだされたときの、このはしゃぎよう!



見ているだけでこちらも幸せになる。
ここでもまた、役立たずのものたちに幸せをもらった。





Don't worry be happy acapella Multitrack ♪








※二冬越えた、土中微生物

※今年のアース・オーバーシュート・デーは8月20日 自然資源の消費量が、地球の生物生産力を超える
by homeopa | 2013-08-26 21:05 | 自然のちから

similimum

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川原のカボチャに花が咲かない。
わたしが種を蒔いて発芽したカボチャは、
とっくに草に埋もれてどうなってしまったかわからない。
でもそれ以外に、勝手に自生したカボチャが川原のあちこちに群生していて、
大きな草によじ登って茂っていたりする。

でも花をつけているものがひとつもない。
川に流れでた合成洗剤などの環境ホルモンのせいかなー、
なんて考えている。




関係ないけど、近所のブックオフで見つけた本。
「傷つくあなたへ」 江原啓之(集英社)

以前、うちにテレビがあったころ、
江原さんと美和明宏さんがやっていた 「オーラの泉」 は、わりと好きで見ていた。
ふたりの言っていること、すごくまっとうだと思って。
この本も、とてもまっとう。

現代人は傷つきやすい。
たぶん現代人は前の時代の人たちより傷つきやすくなっている気がする。
根拠は示せないけど。

だからみんなこの本を読んでみたらいいと思う。
とくに、いじめにあっている人、
いじめられた経験から立ちなおれていない人は。

読んでみると、そうだよね、とあたりまえのように思うけど、
傷ついている最中は、そのあたりまえのことを忘れてしまうのだ。

目次代わりに、「傷つくあなたへの30のメッセージ」 というのがあるので、
そのなかから少し書きうつしてみよう。

◆幸せな人は意地悪をしません。意地悪をするのは、その人が不幸だからです。
◆あなたを傷つける人は、自分でももがき苦しんでいます。
  あたたはそのストレスのはけ口になってしまっただけなのです。
◆あなたを非難する人たちは、あなたという 「鏡」 に映った自身を憎んでいるのです。
◆何かを言われて傷つく前に、よく考えてみてください。
  相手はいったいどれだけあなたを知っているのでしょう?
◆ささいな失敗にめげて傷つく心理には、実は 「甘え」 がありませんか?
  泣くのがいやなら、自分で立ち上がるしかありません。
◆人は人との関係のなかでしか磨かれません。
  あなたのたましいは 「傷ついた」 のではなく、ピカピカに 「磨かれた」 のです。
◆傷つくことを避けて小さく生きていれば、喜びも楽しみもちょっぴりしか得られません。
◆傷つくというのは、実は 「傲慢」 なことともいえるのです。
  「小さき者」 としての謙虚さがあれば、傷つくことはありません。
◆傷ついたあなたは幸いです。
  なぜならその分、早く 「目覚める」 チャンスを得たからです。

こんな感じ。
そして各メッセージを、さらにわかりやすく説明している。

こういう本は、口当たりはいいけど深さがないものって多いけれど、
わたしはこの本のシンプルで明快な言葉に深い洞察を感じた。

いちばん傷つきやすい思春期の子どもたちに読んでほしいけど、
大人がときどきぱらぱらめくっても、いいんでないかなと思う。
わたしもときどきぱらぱらめくって、そうだった、と思いなおしている。
巻末には江原さんの文明論みたいなものもあります。

最後に、ホメオパシーの原理をよく言いあらわしている一章があるので、
そこを下に書きとめておこう。
べつに江原さんはホメオパシーのことを言っているのではないけど、
真理はどこにでも通用するのだ。

(以下 引用)

  妊娠した女性は、しばしばこう言います。「今までは、こんなに多くの妊婦さんが街を歩いていることに気がつかなかった」。自分が妊婦になったことで、ほかの妊婦の姿が目に飛び込むようになったと言うのです。
  同じようなことは人生によくあります。人間は、大勢の人がいるなかでも、自分と共通点を持った人をぱっと見つけて意識するものです。
  いい共通点にも気づきますが、よくない共通点にも気づきます。たとえば臆病な人は、他人の臆病さがすぐにわかります。貪欲な人は、他人の貪欲さに鋭く反応します。相手のちょっとした言動にもそれを感じとり、「ああ、いやだいやだ」と嫌悪してしまうのです。
  困ったことに、このとき人は、「自分にも同じところがあるから気になるのだ」という事実になかなか気づきません。それは相手だけが持つ性質で、自分にはそんないやな性質はないと信じがちです。
  人間は、自分のコンプレックスにかかわることを他人の中に見つけたときも、敏感に反応します。たとえば「あいつ、もうけやがって」と憤る人は、自分がもうけたいのです。「あの子、自分がモテると思ってさ」と陰口をたたく人は、自分がモテたいのです。しかしそんな本心にもなかなか気づきません。
  こうしたことは、人間の目が外向きについている以上、しかたのないことなのかもしれません。外側はよく見えても、内側、つまり自分自身の心は見えないのです。
  それでも昔の人は、人間のそういう困った性質をよく知り抜いていて、「人のふり見てわがふり直せ」といった教訓でみずから戒めたものでした。気になる相手というのは、つねに自分自身を映し出す「鏡」であることをよくわかっていたのです。
  そもそも人は、自分のなかに全然ないものなら、他人が持っていても気づきませんし、知っても気になりません。自分と同じものを他人に見つけ、それが日頃から無意識のうちに嫌悪しているものであるときに、抑えがたいほどの反発を覚えてしまうのです。
  人を攻撃したり、批判したり、いじめたりする人には、ほとんどの場合、この心理があります。
  あなたも誰かに非難されたら、「この人は自分にもそういう面があって、すごくいやなんだな」と思って間違いありません。「あなたのそこがきらい」と具体的に指摘されたら、相手は自分自身のそこがきらいなのです。

(引用おわり)

似たものは似たものに反応する。
その似たものとは、自分の中の不愉快なエネルギー。
たとえば、こだわり、執着、妄想、未解決の感情などなど。
似たものに対する反応を症状という。
反応したときは、つまり症状が出たときは、
不愉快なエネルギーを発散して解消するチャンスでもある。
レメディーは、その似たものの役を果たす。
これがホメオパシー。

だから自分に怒りや嫌悪感をもよおさせる人は、
ありがたいレメディーなのだ。

ちなみにわたしは、人のなかに偽善を感じると激しく反発する。
そして人の臆病さを敏感に感じとる。
てことは・・・・・臆病な偽善者! ガーン!






※原発再稼働に抵抗する新潟県知事は感情的か?

※自衛隊に 「海兵隊機能」を持たせる意味とは?

※【シリーズ・これで良いのか、この国のかたち】農業は成長より持続が大事 農民作家・山下惣一氏
by homeopa | 2013-08-24 17:15 |

late death and early death

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ガガが、哲学の本を読もうかな、とかなんとか言ったので、
わたしは言った。
わたしも 「ロウシ」 と 「ソウシ」 を勉強してみようかと思っていたところなんだ。

そしたらガガが言った。
老人の死と、早死に?



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知る者は言わず、言う者は知らず。
・・・・その鋭を挫き、その粉を解き、その光を和らげ、その塵に同ず、これを玄同と言う。
                   (『老子道徳経』 第56章 「知る者は言わず」から)

〈現代語訳〉
本当によくわかっている人はべちゃくちゃしゃべらない。
べちゃくちゃしゃべる人は、本当はよくわかっていない。
・・・・鋭さがあっても鈍く見せ、複雑なことは簡潔に処理し、、
知性の輝きがあってもぼんやりと過ごし、世俗の塵や芥にまみれて生きていく。
この生き方を 「玄に同ずる」 と言い、これを良しとする。
               



        ※   ※   ※   ※   ※   ※




わたしもよくわかっていないことを、このブログでぺちゃくちゃ書いているな。
でも、ぼんやり過ごすところと、
塵や芥にまみれて生きていくところに関しては、
自信がある。







※母は強し☆モンサントの空中散布を止めたアルゼンチンの母。
by homeopa | 2013-08-21 21:38 | 格言

simplicity and creativity

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昨夜は冷たーいビシソワーズに、
ちょっと奮発しておいしい石窯焼きバケットを買ってきて食べた。

そして今朝の会話。

ガガ:  この残ったバケット、全部食べちゃっていい?
わたし: いいよ。
ガガ:  ほんとに? ほんとにいいの? もし今日が世界最後の日だとしても?
わたし: うん。あんたを呪いながら死ぬよ。
ガガ:  あんたの幸せがあたしの幸せだよ、って言うのかと思った。
わたし: そんなに精神性高くないよ。
ガガ:  だよね。

3分後。

わたし: パン、どれくらい残ってる?
ガガ:  2.5枚分ぐらい。
わたし: じゃ、やっぱり0.5枚分残しといて。

呪うくらいなら最初から食べるって言えばよかったと、思いなおしたの。
それでも0.5枚。
なんで1.25枚分残してくれと言えなかったんだろう?
純粋さの欠如だな。




下はガガが見つけてきた動画。
TEDで、ケン・ロビンソンさんという人が、教育について語っている。
とても共感!
英国流のユーモアがおしゃれだし。

ケン・ロビンソン 「学校教育は創造性を殺してしまっている」

ケン・ロビンソン 「教育に革命を!」






これは自分の才能を見いだした子の動画。
ご両親が画家ということで、見いだしやすかったのだろう。
普通の家で子どもがこういうこと始めたら、普通の親は止めるよね。

by homeopa | 2013-08-20 20:05 | 人間

jukensei

わたしの後ろに親猫がいる。
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どうやって、わたしを突破しようかと様子をうかがっている。
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そして、さささって!
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ああ、もう、受験勉強やだよお!
早いもんがちとか、そういうので、いいじゃんね。
                       ---- ガガ


うん。
でもそれだと、あんたはどこにも入れないと思う。
じゃんけんとかどう?





いいなあ、と思った画像。
http://cgi4.nhk.or.jp/eco-channel/jp/movie/play.cgi?movie=j_face_20110910_1441
いつ、こういうことができる日が来るんだろう?
早いもんがちでも、じゃんけんでもいいから、とにかく入って。
そしたら、わたしが田舎に行ける日が少し近くなる。







         ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※


◆フクイチ事故で誰も罰せられないのは、裁判官や検察官も原子力ムラのムラビトだから……
http://akiba1.blogspot.jp/2012/04/blog-post_08.html



◆抑えきれない福島原発事故
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-6ccc.html



◆ガンダーセン・松村昭雄-事故収束についての最近の議論
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-2285.html


◆元スイス大使 村田光平氏の談話
http://youtu.be/O6usjGmgn0I
by homeopa | 2013-08-19 09:13 | 日々の暮らし

somebody's ear

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人の口でしゃべらず、人の耳で聞かず。
            ---- 近所の寺の門前より





人間以外の、もっと大きな口と耳を使えってことかな?
それとも、この 「人」 は、自分以外の人のこと?


どちらでも意味がありそう。
とりあえず、わかりやすい下の解釈を肝に銘じよう。





それはともかく、
こんなけしからんニュースがあったのでお知らせ。
http://diamond.jp/articles/-/39394
2013年7月29日 週間ダイヤモンドより

スイスの大手製薬会社ノバルティスファームの降圧剤ディオバンの薬効について、
2001~2004年に日本の五つの大学で行われた臨床研究に、
ノバルティス社の社員が身分をいつわって参加し、
データを操作していたことが発覚したそうだ。
この研究結果が発表されたあと、
ディオバンの売り上げは300億~400億円上昇した。

巨額の利益が生まれるところには、
必ずこういう事件が起きる。
薬品業界は巨額の利益を生むところだから、
あんまり薬は使わないほうが身のためね。

そもそも血圧を降圧剤で下げる必要がある人は、
政府や製薬会社が言うほど多くはない。
 (高血圧は薬で下げるな! (角川oneテーマ21)

食生活の見直しや、運動や睡眠のとり方を変えるだけでずいぶん変わるし、
年配の人は心臓が弱って血管の通りも悪くなっているので、
少しは血圧が高くないと血液が体に行きわたらなくて困るのだ。


関連してこんな記事もどうぞ。
メタボ撲滅という厚生労働省の陰謀
2007年11月23日

厚労省によるメタボの診断基準はかなりデタラメ。

「なぜこんなデタラメがまかり通るのか。
一言でいえば厚労省・医学界・製薬会社の癒着である」

「臨床学会が診断基準を下げて厳しくすれば、
病人と判定される人が増えて、製薬会社が儲かる。
厚労省はそれをチェックすべき立場にあるが、
・・・・・製薬会社の業界団体である日本製薬団体連合会の代々の理事長は
厚労省キャリアの天下りポストであるし、
タミフル問題では同省で医薬品の認可を担当していた元課長が
製薬会社に天下っていたことが表沙汰になったように、
企業との直接の癒着も甚だしいので、チェックなど出来るわけがない」

「厚労省自身も年間400億円の「科学研究補助金」を握っていて、
自分らの裁量で研究者にバラ撒くから、
研究者もまた官僚が机上で描く健康運動に沿った研究を競って補助金を貰おうとする」

「さらにメディアにとっては製薬会社は重要なスポンサーであり、
また厚労省は取材源であるから、
こうしたデタラメを暴くどころか、おかしなところに目をつぶってキャンペーンを盛り上げたりする」



以上、人の耳で聞いたことです。






Boots Of Spanish Leather (Bob Dylan) - The Lumineers ♪
by homeopa | 2013-08-17 08:47 | くすり

memorial day

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戦争って言葉をなくせばいいんですよ。
「大量殺人」 でいいんです。
              ---- 美和明宏



夏は戦争について思うことが多い。
今年は自民党が憲法改正をぐいぐい押してきているのでなおさらです。

それもあって、いま「昭和史 1926-1945」 (平凡社ライブラリー)
を読んでいます。
おもしろい。

満州事変から第二次大戦の敗戦まで、
日本の戦争が、どんなふうにして起こったか。
わたしはもともと歴史は得意でなかったので、
いろいろ勉強になります。
(学校の歴史の授業がこんなだったらもっと興味をもてたのに)

戦争という国民にとっての一大事が、
軍部や政治家の軽はずみな言動によって起こってしまう悲劇。
そしてその言動のきっかけになるのが、
だれかの欲であったり、奢りであったり、プライドであったりする。
そんなことで他人様の土地まで踏みにじってしまう。
その軽さがあまりにも非現実的で、
思わず笑ってしまうこともありました。
笑える問題ではないんだけど。

どうも日本は、日露戦争に勝ってしまったあたりから、
うちはすごいんだぞ、だからもっと大きくなれるんだぞ、という妄想に陥ってしまったみたいです。

そして軍部や政治家の決定を、
無批判に支持して宣伝するマスコミと、それに踊らされて熱狂してしまう一般人たち。
なんだか今もあまり変わらないですね。

「お国のために」 といって死んでいった兵隊さんたちには本当に頭がさがります。
(合掌)
でも戦場で苦しんだ兵隊さんたちの純粋な思いと、
東京で指揮をしていた軍部や政界の人々の思いのあいだには、
巨大なギャップがあった気がします。
そして大勢の兵隊さんたちの死が、
ちっともお国のためになっていなかったことが悲しいです。

だいいち、お国って何のこと? という疑問が湧いてきます。

この本を読むかぎり、戦争について決定を下す軍部や政治家は、
国民の幸せのことはあまり考えていなかったようです。
引用されている談話のなかにそういう言葉が出てこない。
ということは、お国は国民のことではない。
(天皇の口からは、国民のために、という言葉がよく出てくるんですが。
 昭和天皇はやさしい人だったみたいですね。この本を読むと)

じゃあお国は天皇のことかと思うと、
そうでもないらしい。
だいいち、天皇ひとりのために、あんなにあちこちの土地や資源を収奪する必要はなかったでしょう。
お国は、もっと抽象的なものだったのかもしれません。

なんだか具体性のない 「お国」 という言葉で、
国の指導者が自分たちの都合を正当化していたような、
そんな印象が読むほどに強まります。

それにしても軍人というのは戦争が好きなんだ、
というのが何よりも驚きでした。
まるで戦争のために戦争をしているような、そんな印象を受けました。
それまでわたしは、戦争を好きな人などいないと思っていました。
戦争は仕方なく必要に駆られてするものだと思っていました。
(今は戦争でもうかる企業なんかもあるから、それこそ戦争したくてたまらない人もたくさんいるでしょうけど)

「戦争は始めるのは簡単だが、終わらせるのは容易ではない」
この著者の言葉が、ずしんと響きます。

歴史の見方はほんとにいろいろです。
なにしろ過去のことだから、
見ようと思えば、どんな見方でもできる。
同じ資料を見ていてさえ、
自分の解釈したいように解釈することもできる。

なので、これだけでなく別の本も読んでもっと視点を増やそうとは思いますが、
この本は人物描写が面白いので、わたしの入門にはとてもいい本です。
歴史上の人物にだいぶ親近感が持てました。


【追記】
あともう少しで読みおわります。
最後に、歴史から学ぶべきこと、として著者が挙げているポイントをご紹介。

(1)国民的熱狂をつくってはいけない。
  昭和の日本人はたくさん熱狂したようです。
  マスコミにあおられて。

(2)危機的状況で、日本人は現実を見ずに空中楼閣を描く傾向がある。
  たとえば起きてほしくないことは、起きないことにする。
  そして失敗を認めない。
  (これは原発の件にも通じるところがありますね)

(3)タコツボ社会における小集団主義。
  参謀本部と軍令部というエリートの小集団が絶対的権力を握り、
  ほかの部署からの貴重な情報を一歳認めなかった。
  (これもいまだに健在な気がします)

(4)国際社会の中の日本の位置づけを客観的に把握せず、
  主観的思考による独善に陥っていた。
  (今も、国連人権委員会で耳の痛いこと言われてシャラップ!
   と叫んでしまう外交官がいます)

(5)何か起こったとき、対症療法的にその場しのぎの方法で処理する。
  時間的・空間的な大局観がまったくなかった。
  (これも、特に政治家において、いまだに健在)


最後にまとめとして、著者はこう述べています。

「政治的指導者も軍事的指導者も、日本をリードしてきた人びとは、
 なんと根拠なき自己過信に陥っていたことか」
「……その結果まずく行った時の底知れぬ無責任です」

あれだけの犠牲を払ったのだから(日本だけでも310万人の死者)、
そこから学びたいものです。


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下は戦争体験を集めたサイトです。
体験者が年々少なくなっている今、こういうサイトは貴重です。
経験者の言葉はリアルです。
http://www.geocities.jp/sato1922jp/





これは元特攻隊員が語る戦争体験の動画
狭い魚雷の中に身をひそめて、
出ることもできず、あともどりもできない状況で、兵士たちは何を思ったのでしょう?

「生きてるってことは、生きたいってことんなんです。
 それを押し殺さなければならない。
 勇ましい言葉の中に、いかに辛さが隠れているか。
 これを理解してあげないと、かわいそうだと思う」

「当時は国益のほうが、基本的人権なんかより上だったんです」

「あいつらが本当は心の中で思っていても言えなかったこと。
 それをおれは言わなきゃならんと思う」





第二次大戦で亡くなった兵士の多くが餓死だった、という本。
日本軍が自国の兵士の命をこれほどまでに軽く扱ったことはショックです。
ならば他国の兵士や民間人に対してはどうだったのかと、想像してしまいます。






broken by jake bugg ♪
by homeopa | 2013-08-15 12:20 | 世の中のこと

jake bugg & 反原発へのいやがらせの歴史展

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昨夜は受験生と一緒に、
Jake Bugg という虫みたいな名前のミュージシャンのライブに行ってきた。
顔もきれいな虫みたいな19歳の男子。

すごくよかったんだけど、うまく表現できない。
どんな音楽なの? ときかれても、
ジャンルを言えない。
ロックンロールでもないし、カントリーでもないし、フォークでもないし、ブルースでもないし・・・・
どれにもあてはまらない、ジェイク君だけの世界。
巷では 「新世代のボブ・ディラン」 とかいわれているらしい。

ともかく、歌もギターも独自の強烈さがあって、しかも微妙なところも表現できる。
そして人の胸をゆさぶる何かを持っている。
イギリス人の国民性もあるのか、
乗りに乗ったところでストンと落として終わる。
もうちょっと欲しいの、
というところで、悪いけどここまでよ、あとは自分でなんとかして、みたいに突きはなす。

ステージから客席をにらみつける不敵な顔がまた、ただ者じゃない。
その顔にふっと浮かぶ笑みが、
やたらに無邪気なのに、なぜか天使より悪魔を連想させる。

受験生は、「ああ、もう、死んでもいい!」 と大感激。

ひたすらこの日を楽しみに、地獄のような受験生生活に堪えてきたのに、
これが終わっちゃったらどうすればいいのか、
ホカ弁の唐揚げを最後に残しておいたのに、
それ食べちゃって、
あとにご飯だけ残ったみたいな気分、

だそうだ。


someone told me by jake bugg ♪

lightning bolt by jake bugg ♪







はなし変わって、つい先日、新宿で、
「反原発へのいやがらせの歴史展」 というめずらしい展覧会があって、
行こうと思っていたのに忘れてしまった。
内容はこんな感じ。

-------------------------------------------------
8/10-11 反原発へのいやがらせの歴史展
日時 ○2013年8月10日(土)午後1時~5時
   ○2013年8月11日(日)午前10時~午後4時

両日とも午後2時から主催者メンバー(海渡雄一・弁護士、西尾漠・原子力資料情報室共同代表、西村トシ子・元動燃職員の妻)による展示についての説明、懇談があります。

場所 新宿区立区民ギャラリー
(新宿区西新宿2-11-4 新宿中央公園内 エコギャラリー新宿1階)

展覧会の開催に寄せて

原発反対運動への異常ないやがらせ

1986年4月にチェルノブイリ原発事故が起きました。その数年後日本でも、原発反対運動が大きく盛り上がったことがありました。1988年2月に伊方原発の出力調整試験の反対運動が空前の盛り上がりを見せ、1988年4月には日比谷公園で2万人の集会が成功しました。1992-3年にはあかつき丸によってフランスからのプルトニウム輸送が行われましたが、これに対しても、世界的な反対運動のネットワークが作られました。
この展覧会で明らかにしようとしている原発反対運動へのいやがらせは1980年代の終わり頃から見え隠れし、1993年ころがピークで、2000年頃まで続きました。あまりにも卑劣なやり方に全国の活動家たちが集まり、1994年から準備して1995年7月には日弁連に人権侵害救済の申し立てをしました。
私はその申立人らの代理人でした。
この人権侵害の特徴は、原発反対運動に係わる個人に対して、大きな組織が結託して、執拗に継続されている権侵害であるということです。また、個人の自宅や自宅周辺の写真を送りつけるなど、身辺への危害をほのめかす卑劣きわまりないものでした。郵送されて来る文書の中には、明らかに違法に収集されたと思われるまったくの第三者宛の信書や税金関係などの請求書、使用済みの大量のJR切符や運動内部で配布された文書や原子力推進機関の内部資料などが含まれていました。これらの意味するところは、この人権侵害の実行者たちは、目的のためには違法行為も辞さない、あるいは、自分たちは違法な行為をしても責任をとわれない集団であるという印象を与え、言いしれぬ恐怖感をもたらすものでした。

この展覧会の意味

 今日に至っても、このような嫌がらせを行った犯人はわかりません。日弁連は、行為者が不明という理由で結論を出すことができませんでした。しかし、現時点で見れば、このような嫌がらせは、電力会社と公安機関、そしてキャンペーン活動のプロ集団が複雑に絡み合った組織による組織的な運動破壊であったと思われます。
今年の秋から、原発の再稼働、新増設への動きに拍車がかかるでしょう。これに対応して反対の活動も活発となることでしょう。そのとき、手紙や写真という伝統的な形とは変わるかもしれませんが、1990年頃と同じような目的で、ネットなどを使ったより巧妙な反対運動への攪乱工作が行われるのではないかと強い危惧を感じます。
この展覧会の目的は、このような活動を未然に防止するために、過去の嫌がらせの歴史を正確に多くの市民に知っていただきたいということです。さらにこの反倫理的な犯罪的行為に荷担したおそらくは数百人に上る者の中から、過去の行為を認め、詳細を明らかにする者が名乗り出てくれることを願うところにあります。
私たちは、このような行為に手を染めた個人の責任を追及したいわけではありません。すでに法的には時効にかかっているでしょう。しかし、どのような機関が責任を問われるべきかを明確にしておくことが、今後おなじような嫌がらせが起きないようにするため、何よりも重要であると考えるからです(展覧会実行委員会代表 海渡 雄一)。

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この展示には、二日間で1000人もの人が訪れたらしい。
下は、そこで行われた講演会の動画。


この主催者の方たち、30年も前から反原発運動やってきて、
いろいろ大変な目にあっているようだけど、
なんだか明るくていいな。

過去のいやがらせの事例に関する弁護士さんの推理;
大規模のいやがらせには巨額のお金がかかっているはず。
集会参加者や運動参加者の名簿などの情報は、
全国規模で反原発運動を監視している組織でなければ得られない。
→ 公安の関与。
違法行為を繰りかえし行っても検挙される恐れがないという自信が感じられる。
→ 政府からGOサインが出ていたのでは。
原子力研究所の内部資料なども郵送された。
→ 原子力村の村人の関与。
反原発を揶揄するカルタなど、著作物には文才が必要。
→ 広告代理店などの関与。
結論として、費用は電力会社、情報集めは公安、著作物は広告代理店、
そしてすべてを政府が許していた。

動燃で働いていたご主人を亡くされた西村さんのお話にも、
身につまされた。
東電であれ動燃であれ、組織の下で働く人たちもまた、
犠牲者になりうる。

これからますます激しくなる脱原発運動に対して、
原子力村からの圧力はまた強くなるだろう。
内部からの声を装って内部分裂を起こさせようとする動きも。
その動きにまどわされないように。

山本太郎さんもこの展示を見にきていたらしくて、
最後にあいさつしていました。
「僕自身が展示品になったほうがいいくらいですよね!」
by homeopa | 2013-08-14 17:08 | 音楽