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第10回東京平和映画際

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東京平和映画際に行ってきました。
わたしは今回がはじめてでしたが、
10年も前から続いているとか。

とても充実した内容で、300人収容の会場が満席になる大盛況。
明日はもう予約完売ですが、
明後日(23日)はまだ空席があるそうです。

明後日(23日)のラインナップのなかで、
わたしが以前に見て、もう一度見たいと思うすばらしい映画があります。
『カンタ!ティモール』
今日もらってきたパンフに載っていた、監督のことばをご紹介しておきます。

    ティモールの島は、犬は犬らしく道を歩き、牛は牛らしく野山に寝そべり、
    人は人らしく助け合い、笑い、歌っていました。
    誰に教わらなくても、命が一連なりにあることが感じられる暮らしの中で子どもたちが育っていました。
    迫り来る軍に対して、彼らの大きな手段は対話でした。
    殺されても殺されても 「軍の行いは間違っている」 と言い続けた人々の姿は、
    何百年も生きるひとつの生命体が平和の絵を描いているようでした。
    その力はいのちそのものかもしれません。
    そして私たちの中に流れる力でもあるのだと、私は信じます。

下は以前の上映会での監督の談話。







今日は遅れて行ったので、『ショックドクトリン』 は見られなかったのですが、
次の 『戦争案内』 は見ることができました。
映画としての美しさや感動という点ではいまひとつでしたが、
今まで知らなかった事実をたくさん知ることができて、
納得したり、びっくりしたり、考えさせられたりしました。

日本がこの前の大戦に突っ走っていった最大の理由が、
日系大企業(財閥)の利潤追求であった、ということが、
多くの取材や資料をもとに語られています。
これは、この前読んだ半藤利一著 「昭和史」 にはほとんど書かれていなかったことで、
やっと謎が解けたような気がしました。

アジア諸国で日本の企業の行ったことが、
まさに今米国の大企業が第三諸国でやっていることと重なって見えました。
利益のために、企業の社員である一般人が自警団となり、
自社の利益を妨害する現地の人々を殺したり、
日本企業に対して規制を行う現地政府に賠償金を請求したり。
TPPのISD条項も真っ青。

しかも日本企業による同じような横暴なふるまいが、現在もアジア各地で行われている。
たとえば製造過程で出る放射性物質を原っぱに野ざらしで置いておいたり。
米軍が油田開発のために近くの村に爆弾を落として住民を追いはらったあと、
その聖なる森に生えていた木々を、日本企業が伐採して輸入したり。
同じ日本人として、穴に入りたい気持ちです。


パンフレットから、故・高岩仁監督の言葉を下に紹介しておきます。

   戦争の原因! 戦争はだれが必要として起こすのか。
   いままで、学校教育でも平和運動の中でも、日本が過去に何度も起こしてきた戦争について、
   その原因をちゃんと明らかにしたことがあったでしょうか。
   最近になってやっと加害のことが追究されるようになりましたが、
   これまでは戦争の悲惨さ、残虐性の追究が主で、
   戦争が引き起こされる原因については、あまり追究されてこなかったのではないでしょうか。

   戦争の原因の追究という仕事は、私の以前からの一つの重いテーマでしたが、
   その過程でドイツの文学者ベルトルト・ブレヒトの作品 『戦争案内』 (第二次大戦を前後して撮られた
   さまざまな写真と、自身の四行詩を組み合わせた写真集) との出会いがありました。

   ブレヒトは、ファシズム・軍国主義というものは、
   資本主義が必要としたときに生み出されるもので、
   資本主義が存在する限り、それが再び這い出してくる可能性があることを、厳しく警告していました。
   また 「資本主義体制は、その体勢を広めたり維持したりしていくために、必ず暴力を必要とします。
   暴力など使わなくても、資本主義体制は維持できるはずだという人がいますが、
   それは真実ではありません」 とも述べています。
   最近のアメリカによる無茶苦茶な軍事力行使、
   それに追随しながら自分も戦争できる国になろうとしている日本の資本家と政治家の動きなどを見ると、
   この言葉の持つ意味を、あらためて痛感させられます。


自民党が憲法第9条を変えようとしているようですが、
わたしは反対です。
そのいちばんの理由は、
わが子を含む次世代の人々を戦争に巻きこみたくないということですが、
この映画を見て、日本がまた加害者になるのを見たくないという気持ちも強くなりました。









      
by homeopa | 2013-09-21 22:20 | 映画

canta! timor

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ガガがまたズドンと落ちた。
わたしにお笑い芸人の才能があったらなと思うのはこういうとき。



それはさて置き (置いちゃうのかよ!)、
昨日、「カンタ! ティモール」 を観てきました。
この映画のことは前にも書いているので、そちらを見てください。
http://homeopa.exblog.jp/18725260/
http://homeopa.exblog.jp/18756696/

久しぶりに胸をもっさもっさと揺さぶられて、
おなかから涙がわいてくる映画でした。
こんなすばらしい映画をもっと大勢の人が見られないのはもったいない!

実際、劇場公開したいという配給会社からの申し出もあったらしいのですが、
広瀬監督は自主上映というかたちで、
つくった人と観る人が近くで接せられて、そこにつながりができて、
観にきた人たち同士のつながりもできるような上映の仕方をしていきたいのだそうです。

つながり、というのはこの映画のテーマのひとつでもあります。
人と人とのつながり、人と自然の力とのつながり。
だから監督のその気持ちはある程度、理解できるのですが、
でも残念・・・・

ただこの映画は歌にはじまり、歌におわります。
その歌がまたすばらしいんですが、
それを集めたサントラ盤がいずれ発売されるそうですので、
観られない方はそちらをぜひ。

インドネシアによる東チモールへの残酷な侵略行為について、
世界の国々がこぞって異をとなえたときに、
アメリカ・日本・オーストラリアなど数ヶ国の政府はインドネシアの行為を容認し、
経済的援助を与えたそうです。
チモールの近海に油田と天然ガスの鉱脈が見つかったから。
そしてそのお金がチモールの人たちを殺す武器になりました。

その事実について広瀬監督がチモールの人々に謝罪したとき、
チモールの人たちは、「あなたが謝ることはない。政府と人々は別のものだ」 と、
恨みごとひとつ言わなかったとか。

チモールの人々がそういう強さと賢さとやさしさを維持しているのは、
自然という大きな力とつねにつながっていて、
そこから力や知恵や得ているからなのでしょう。
日本の人たちが、とくにわたしを含めて東京に住む人たちが、
貧弱な孤児のように思えてきました。


心に残った言葉や歌詞を下に書きとめておきます。

・人は人を数えることはできても、天の星を数えられない。

・ティモール人の強さは、神がくれる自然の力。
 みなが合わさってテベを踏めば、大地は力を分けてくれる。(テベは、脱穀の踊り)

・悲しい。とても悲しいけれど、怒りはない。

・つらくて苦しいときは、流せばいいんだ。涙なんだ、頭が重いのは。

・箒だって、束になっているから掃ける。ばらけたら弱い。
 近代化は人間をばらばらにしてしまう。

・ティモール人もインドネシア人も日本人もみな同じ。
 父はひとり、母もひとり、
 同じ大地の子ども。
 だからたたいてはいけない。
 たたけば大地が怒る。

・ぼくらはあやまちを犯した。
 大地はそれを知っている。
 人間はときどき小さな命の声を無視して、
 自分が正しいと言う。
 小さな命には力がない。
 だから音楽の力でこう歌うんだ。
 何が正しいかは人間じゃない、母なる大地が知っている。
 いいかい、世界中の声なき声を代弁して歌うんだ。

・平和はお金で買えるものじゃない。
 平和は演説じゃない。政策なんかじゃない。
 平和は暮らしそのものだ。

・巨大な力ばかりを信じ、
 内にある価値に気づこうとせずに外側から奪うのなら、
 その先にある未来は明らかだ。
 大地、水、空気、
 目に見えぬものへの敬意をわすれたとき、人類は絆を失うんだよ。



目に見えないものへの敬意を忘れて原発をつくった日本人が、
いま放射能という目に見えないものに脅かされているのはなんとも皮肉なことです。


東京での次回の自主上映はについては、こんな情報があります。
(http://www.facebook.com/events/214648078661097/ から転記)
日時:8月17日(金) 開場19時30分 上映開始20時
料金:1800円
(東ティモールフェアトレードコーヒー&ケーキ付)
定員:20名(先着順)
主催:鳥居真樹(まきんぐ)/平岡雅史(まーしー)

会場:わがままcafe (絆家シェアハウス内)
西武池袋線『中村橋』駅より、徒歩10分・スキップ7​分・ツーステップ5分
【住所】:練馬区貫井5-17-6
【Tel】: 080-1115-3211(鳥居)
     080-4305-0147(平岡)
     ※場所が分からない時はこちらまでご連絡下さ​い。

【行き方】
【1】「池袋駅」から「西武池袋線」に乗って14分ほど​「中村橋駅」着。
【2】改札を出ると目の前にSEIYUが見えるので左に​曲がり商店街を進みます。
【3】まっすぐ5分ほど歩くと、商店街を抜け「目白通り​」に出ます。
【4】目白通りを渡って左折、目白通り沿いをまっすぐ西​へ進む。
【5】5分ほど歩くと右手に「作業服屋」⇒「消防署」が​見えるます。
【6】消防署の2つ向こうの空き地の奥に見える3階建て​のグレーの建物が「絆家」です。
【7】1F左手グリーンのカーペットがわがままCAFE​です。
by homeopa | 2012-08-12 08:37 | 映画

brad pit & di caprio

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バーン・アフター・リーディング [DVD]」 を見てからブラッド・ピットが大好きになった、
つもりだった。
で、昨日、娘が 「ブラピの出てる映画借りてきたよ」 というので、
ふたりで一緒に見た。
「ブラピもずいぶん顔が変わるね」 とわたし。
「そうかな」 と娘。
1時間ぐらい見たところで、
どうもあのブラピのオーラがない、芝居もあれほどうまくない、
やっぱりこれはブラピじゃないんじゃないか、
と思いはじめたけど、自分の記憶力に自信がもてない。
それでもやっぱりなあと思って、ちょっときいてみた。
「これ、デカプリオじゃないの?」
「あ、そう、デカプリオだ!!」

そして今日、「ブラピとデカプリオってまぎらわしいよね、名前も似てるし」
と娘が言った。
「そうそう」 とわたしも言った。
でもそのあとで少し考えたら、
ブラッド・ピットとデカプリオって、名前もちっとも似ていない。

でもなぜか、わたしはずっと区別がつかなかった。
娘は今も区別がつかないみたい。



※東京脱原発音楽祭 2012年6月30日(土)

※東京平和映画際 2012年7月1日(日)

※さようなら原発10万人集会 2012年7月16日(月)海の日

※さようなら原発1000万人署名に署名した国会議員80名 通販生活HP
by homeopa | 2012-06-23 23:41 | 映画