pimboke6

カテゴリ:再生可能エネルギー( 4 )

自然エネルギーの落とし穴

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昨日、ガガが発見したレシピ、アボカドキムチ。
文字どおり、ただサイコロ状に切ったアボカドとキムチを混ぜるだけ。
アボカドでキムチの辛さが丸くなって、
キムチの旨味がいっそう深くなる。
これをごはんに載っけてもおいしそうだし、
パスタでもいけそう。
ビールは飲まないけど、きっとつまみにしても行けると思う。

おいしいねえ、すごい発見だねえ!
とふたりで盛りあがったあとで、
今朝ちょっとググってみたら、同じことを考えている人がたくさんいた。

ガガはどうか知らないけど、
わたしは人がやらないようなことをやると、なんだか興奮する。
自分が天才であることが証明されたみたいで。
そしてあとから、みなさん、なさってるんだ、と気づくことが多い。
世の中には意外と天才がたくさんいるのだ。

わたしの経験から言うと、
日本の人口に占める天才の割合はだいたい76パーセントぐらいだと思う。


はなし変わって、
3.11以後、原発や自然エネルギーについていろいろな情報が流れたなかで、
だれもあまり言わなかったようなことを、
というか、わたしがあまり聞かなかったようなことを、
この山田征さんという女性が語っている。
山田さんもみんなが言わないこと言っているということで、天才肌なのかもしれない。
あるいは、もしかしたらみんなが知っていたかもしれないことを知らなかったということで、
やっぱりわたしが天才肌なのかもしれない。



山田さんはいま70代で、30代のころから反原発運動にたずさわってきた。
筋金入りの反原発女子だ。

ぜひ画像を最後まで見ていただきたいけれど、
だいぶ長いので、要点を書きとめておこう。

・「原発をなくすには、それに代わる発電システムが必要だ」 とよく言われるが、
 それは事実ではない。

・政府は電力会社に電力の安定供給を義務づけている。
 そのため、原発を一基つくるときには、
 かならずバックアップとして同じ出力の火力発電所が一基つくられる。

・電気はつくった分だけ消費しないと不都合が生じる。
 しかし原発は使用量に応じて出力を調整できない。
 そこで原発をつくるときには、揚水発電所もつくられる。
 夜間など電力使用量が少ない時間に、
 わざわざ水を汲みあげて電力を消費するためだ。

・つまり、原発が一基あれば、
 それに伴って同じ出力の火力発電所が一基と、揚水発電所が一基存在する。
 原発がなくなっても、それと同等の電気をつくれる設備がすでに存在しているということだ。
 (じゃあ、原発は何のためにあるのか、という漫才みたいなはなし)

・そのような状況にもかかわらず、
 2007年からすでに政府(自公政権)は、
  「原発に代わる自然エネルギー」 の普及を提唱し、
 その財源として、「再生可能エネルギー発電賦課金」を、
 わたしたちが払う電気代に上乗せするようになった。

・自然エネルギーの代表として政府が普及させようとしているのは太陽光発電と風力発電。

・風力発電の風車の羽根は長さ30~50メートル、重さは30~50トン。
 さらに動力部分の重さは50トン。
 70メートルの柱の上にこれだけの重さのものが載る。
 それを支えるためには、足元に40メートル四方の深さ10メートルの穴を掘り、
 2000トンのコンクリートを注入しなければならない。
 穴を掘ったあとの残土は10トントラックで720台分。
 この工事のために、大型トラックやミキサー車が往来できる道路をつくり、
 作業のためのスペースを作らなければならない。ものすごい自然破壊。

・風車は外部電源がなければ動かない。

・風車がある地域で風車病が増えている。
 風車が引きおこす低周波、振動、騒音、羽根の光反射などによって、
 めまい、吐き気、立ちくらみ、低血圧などの症状が起こる。

・ソーラーパネルの耐用年数は17~20年。
 材料のシリコンや、レアアース、レアメタルの回収や再利用の方法はまだ確立していない。
 そのひとつトリウムは放射性物質で、その生産のために人が被爆している。

・ソフトバンクの孫社長は日本各地にメガソーラーを設置しはじめたが、
 そのパネルはもっぱら韓国製。
 日本のソーラーパネルのトップ企業シャープはそのあおりを受けて経営不振に陥り、
 パネル工場の大部分を閉鎖している。

・2011年2月、政府はメガソーラーや風力発電を普及させるために、
 国有林、保安林、農地に関する規制を緩和することを決めた。
 電力のために、自然破壊にますます拍車がかかる。
 
・自然エネルギーでもうけるのは企業。
 とくに外国の企業。

・早くから太陽光発電や風力発電に乗りだしたドイツ、スイス、スペインなどの国では、
 そこから生じる問題に気づき、政策の見直しをはじめている。


とまあ、こんなところですが、
ほかにも興味ぶかいおはなしがたくさん。

考えてみたら、風車にもソーラーパネルにも、プラスチックが使われる。
それは石油からできる。
シリコンやプラスチックをつくるときには、多量の電気が使われる。

自然エネルギーとか、再生可能エネルギーとかいうと、言葉のひびきがいいから、
よけい厄介だな。
風も陽光も波も、たしかに再生可能でほぼ無尽蔵だけれど、
それを利用するための道具は、そうではないということがよくわかった。

だからどうすればいいのかと考えると、
わたしはやっぱり、電気をあまり使わない生活スタイルへの移行しかないのではないかと思う。
たとえばこれから建てる家はみんなコブハウスにするとか、
車の燃料はオオマサガスか、空気にするとか
夜はみんな何もしないで寝てしまうとか、
寝ないで子づくりしてもいいけど電灯はつけないとか、
東京の道をみんな土に戻して、エアコンの使用を控えるとか・・・・

いま自然エネルギーに群がって利益を得ようとする人々を想像すると、
原発を生みだしたのと同じ人間の欲望が、
ただ別のものに向かっているだけのような気がする。

夜も働けばもっとお金が儲かるとか、
毎日同じだけの電力を供給されて、毎日同じくらい快適な日々を過ごしたいとか。

真剣に日本をよくしたいと考えて脱原発運動に関わっている人たちの思いも、
その欲望に悪用されてしまっているわけだ。

必要なのは新しい手段ではなく、今までとは違う価値観のような気がする。

山口さんのおはなし、もう少しじっくり聞きたいという方は、
こちらもご覧ください。
あまり知られていない事実が続々出てきます。







※Natural Building







別件で、こんな情報も。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★<憲法の話をしよう。>上映情報

[東京]
○会場:ポレポレ東中野(TEL.03-3371-0088)
○日程:4/27(土)~5/10(金)
○上映時間:12:50~(A)/14:45~(B)/16:50~(A)
 ※(A)映画 日本国憲法(B)ベアテの贈りもの
○料金<『映画 日本国憲法』『ベアテの贈りもの』いずれか1作品につき>
当日:1回券 一般、シニア(60才以上)1,500円
       中学・高校・大学・専門1,000円/小学700円
   2回券 2,500円(2回券は別日でもご利用頂けます)

★劇場イベント開催決定!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
4/27(土)田口ランディさん(作家)<終了しました>
4/28(日)鈴木邦男さん(一水会顧問)<終了しました>
4/29(月)ジャン・ユンカーマンさん(映画監督)<終了しました>
4/30(火)伊藤千尋さん(朝日新聞記者)<終了しました>
5/1(水)小森陽一さん(九条の会事務局長、東京大学教授)<終了しました>
5/2(木)アーサー・ビナードさん(詩人)
5/3(金)班忠義さん(作家、映画監督)
5/4(土)アサダワタルさん(日常編集家)
5/5(日)ジャン・ユンカーマンさん(『映画 日本国憲法』監督)
     ×山上徹二郎(『映画 日本国憲法』製作、シグロ代表)

※全て12:50の回、上映終了後となります。
※既に<憲法の話をしよう>をご覧になられた方も、半券のご提示で
トークのみをご覧頂けます。(場内が混み合っている場合は、トーク
のみのご入場をお断りする場合もございます。何卒ご了承ください。)
※イベントの詳細レポートはシグロfacebookページにてご覧頂けます。
この機会にぜひ「いいね」をお願いします!
http://www.facebook.com/siglo.films

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

[大阪]
○会場:シアターセブン(TEL.06-4862-7733)
    大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ5階
○日程:5/4(土)~5/10(金)
○上映時間:11:30~『ベアテの贈りもの』
      13:20~『映画 日本国憲法』
○料金<『映画 日本国憲法』『ベアテの贈りもの』いずれか1作品につき>
当日のみ:1回券 一般、シニア(60才以上)1,500円
     2作連続鑑賞券 2,000円

☆上映作品の詳細などは公式サイトをご覧下さい。
 公式サイト>[http://www.cine.co.jp/kenpo2013.html
by homeopa | 2013-05-02 11:02 | 再生可能エネルギー

シェーナウの想い

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ドイツの小さな町シェーナウの住民たちが、
原発に頼らない電力会社を自分たちで立ちあげた。
そこにいたる長い道筋で、
何度も何度も壁にぶつかりながら、
そのたびに新たな方法を考えだして挑んでいく。
すごいなあ。

脱原発デモにどんなに人が集まったって、
政治家や経済人の考えは変わらない。
安倍政権の支持率が上がっていることを考えたら、
一般人の多くも変わっていないらしい・・・・

と、ちょっと悲観的になっていたときに、
この画像を見て少し元気をもらえた気がする。
だからって、何をすればいいのかわからないけど。

ただ、上が動くのを要求するのではなく、下から動くしかないんだな、というのはよくわかった。
この映画に出てくるドイツの電力会社の人も、町長も、町会議員も、政府の役人も、
日本のその手の人たちより物わかりがいいわけではない。
それでもこれだけのことができるんだから。

この画像、版権はどうなってるんだろう?
とは思いつつ、多くの人に見てほしいので、ここに載せちゃう。
本編をちゃんと見に行こうと思う。
http://www.geocities.jp/naturalenergysociety/index.html







出力会社を追い出した町






※中東2国と原子力協定締結へ 政府、原発輸出を促進


※緑の党 世界一高い供託金に負けないぞ! 一億円カンパ
 カンパが5000万円を超えたそうです!
 GREENS POWER UP PARTYの映像
by homeopa | 2013-04-15 11:41 | 再生可能エネルギー

the forth revolution

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この映画を見てきました。
「第四の革命---- エネルギー・デモクラシー」


なんか、おどろおどろしいタイトルですが、
第四の革命というのは、
農業革命、産業革命、インターネット革命に続く、エネルギー革命ということです。

この映画は4年の月日をかけて制作され、
2010年にドイツで公開されました。
ドイツでは200万人の人々がこの映画を観て、
脱原発への決意をいっそう固めたそうです。

この映画の中でメインの語り手となるのが、
ヘルマン・シェーア国会議員です。
彼は原発から再生可能エネルギーへの移行を可能にするさまざまな法案づくりに尽力した、
ドイツの脱原発の立役者ですが、
残念ながら昨年亡くなりました。

なんといっても、映画から伝わってくるこのシェーア氏の情熱と実行力に、
勇気がわいてきます。
シェーア氏のインタビュー画像はこちら。

ほかにも、再生可能エネルギーに向かって踏みだし、
すでに実績を積んでいるさまざまな人たちが語っています。
デンマークで再生エネルギー100%の町を実現した人、
再生可能エネルギーだけでまかなえるオフィスビルをつくった事業家、
再生可能エネルギーに取りくむ貧しい企業家にお金を融資する銀行家、
ドイツの古い建物をエコ住宅に改造する人々、
スペインの広大な太陽光発電所を動かす人々など。
ついでに、再生可能エネルギーへの移行はとうぶん不可能だと言いつづけるIEAのお役人も。

再生可能エネルギーへの転換はもう夢物語りではないんだと実感しました。

日本で脱原発に抵抗する人々には、
大きく分けて三種類あると思います。

(1)原発から得られるお金を手放したくない人。
(2)再生可能エネルギーのほうがいいけどそれは無理だろうと思っている人。
(3)なんも考えていなくて、なんもしたくない人。

(1)と(3)の人たちを動かすには、たぶんあと10回ぐらい原発事故が必要でしょう。
そのころには人類は滅亡しています。
でも(2)の人たちは、この映画を観たら少し気持ちが変わるかもしれません。

日本でもいまこの映画の一斉上映キャンペーンが行われています。
たくさんの人たちが観たらいいなと思います。

ただひとつ、これを観ていて疑問に思ったことがありました。
世界で電気を使えない人たちは20億人いるそうです。
そういう人たちのいる地域にも、
カメの歩みではあれ、少しずつ太陽光パネルが普及しはじめています。
そししてその人たちが言うのです。
「これで私たちも夜間に働くことができるようになった」
「この地域もロサンジェルスや東京のようになれるかもしれない」
映画のナレーションでも、
電気がないことそれ自体が不幸であるかのような語り口がときどき出てきます。
まるで電気を使えない20億人の人々がすべて、
東京の人々より不幸であるかのような。
もちろん、電気を使えずに大変な思いをしている人はたくさんいるでしょう。
でも20億人のなかには、
電気にあふれた東京に住むわたしたちが持っていないものを持っている人たちも、
たくさんいると思います。

もっと大きく、もっと速く、もっと便利に、もっと金持ちに。
そういう価値観から行きついたところが原発だったはずです。
その価値観によって現代社会が失ったものは数えきれません。
家族の語らい、自然との結びつき、人間の生理に即した時間の流れ、人と人との信頼関係、地域社会・・・
原発事故による損失はその一部です。
単に原発を再生可能エネルギーに替えても、
この価値観、このモチベーションが変わらなければ、
また同じような社会ができるだけだと思うんですが。

ガンをつくった原因をなくさずに、ガンの腫瘍だけ切りとっても、
またガンはできます。
わたしたちは今そこを問われているんだと思うんですが。

   お金があっても家は買えるけどホームは買えない。
   時計は買えても時間は変えない。
   本を買っても知識は買えないし、
   ベッドを買っても眠りは買えない。
   医者に診てもらうことはできても、病は癒えない。
                   ---- FRYING DUTCHMAN  


なんか、いつになく、むきになって書いてしまった。
野田ブタのおかげでアドレナリンが分泌過多ぎみ!




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(沖縄タイムス 2012年6月14日)

 日立製作所は14日、2020年度の原子力事業の売上高目標を3600億円とする計画を発表した。
11年度の実績は約1600億円で大幅な拡大を目指す。東京電力福島第1原発事故の対策支援や
海外での原発受注の推進などで売り上げ増を見込んでいる。

 東京都内で開いた事業説明会で、電力や鉄道など主要7事業の15年度の売上高目標を公表した。
このうち原子力に関しては二酸化炭素(CO2)の排出量抑制や新興国を中心に伸びる電力需要への
対応で、今後も原発が有効なエネルギー源になるとし、従来計画と同じく20年度で11年度比倍増の
目標を掲げた。

 日立は「東日本大震災後も原発の建設計画を継続する国が多数ある。世界で38基を受注する
これまでの計画は実現できる」としている。(共同通信)



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by homeopa | 2012-06-17 07:33 | 再生可能エネルギー

the 4th revolution

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「第4の革命 エネルギー・デモクラシー」
という映画が全国で上映されます。
エネルギーシフトは実現可能であるという映画です。
わたしも見にいこうと思っています。

下はダイジェスト版13分 (本編は83分)


上映情報や監督インタビューなど、詳細はこちらから。
by homeopa | 2012-06-12 12:45 | 再生可能エネルギー