pimboke6

わからないからおもしろい

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本を読むといろいろなことを知って、
この世界のことがよくわかるようになる、
と思っている人は多いと思うけど、
それはちがうと思う。

本を読めば読むほど知らないことがふえて、
世界がますますわからなくなる。
世界の広さと、深さと、高さと、多様さと、わけのわからないでたらめさと醜さと美しさに、ますます圧倒される。

だからおもしろい。
だからわたしは本を読む。

そういう点で読書は旅に似ている。


と、つねづね思っていたところ、ふらりと入った本屋さんでこんな本を見つけてぶっとんだ。
旅するように読んだ本: 墨瓦鑞泥加書誌 (ちくま文庫)
これは下の本の文庫版。
はるか南の海のかなたに愉快な本の大陸がある
読みたい本がますますたくさんになって、
なかなか死ねないぞ。



   〈エクゾティスム〉 とは (中略)、永久に理解不可能なものがあるということを鋭く直接に知覚することなの
   である。(中略) さまざまな風習や人種、民族や他者を同化できると自惚れぬようにしよう。逆にそうする
   ことは絶対に不可能だということを楽しもう。
                          ---- ヴィクトル・セガレン 『〈エクゾティスム〉に関する試論/覉旅』






本といえば、しおり。
ガガの成人式のあとで振り袖をクリーニングに出したとき、
それを包んでいた 「たとう紙」 が不要になって、
でもあまりに丈夫で気持ちのいい和紙なので、
何かに利用できないかと考えて、
そうだ、しおりにしよう、と思いついた。

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ここに載せるほどのもんでもないけど、
わたしひとりで使いきるには多すぎるので、
もし本をたくさん読む方で、しおりに不自由している方がいらっしゃったら、
お送りします。
ほんと、そこまでするほどのものではないんだけど。








この前、下半身のちからについて書いたけど、
この下半身の安定ぶりはどうだ!
African School Kids Dance Moves ♪







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by homeopa | 2015-06-24 22:02 |