pimboke6

experiment

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ホメオパシーの説明を聞いて、
人がまず首をかしげるのは、使われる溶液が高度に希釈されていること。
そして次に首をかしげるのは、希釈のたびにシェイクされること。

溶液をシェイク (振盪) するとエネルギーが高まるのだと、自分で説明してはいるものの、
そして確かにその効果はあると実感しているものの、
なぜそうなるのかは、わたしにもよくわからない。

だからってわけではなく、
ただちょっとそんな気になって、実験をしてみた。

形が同じふたつのビンに水道水を入れて、
ひとつだけを毎日シェイクしたら、
水にどんな違いが出るか。

でも待てよ。
水に違いが出てきたとしても、それはどうしてわかるのだろう?
無色透明の水に変化が起こったとしても、
目に見えないんじゃないか?

じゃあ、米粒でも入れてみよう、
ということで、
米粒を5粒ずつ入れてみた。
なぜ米粒なのか、なぜ5粒なのかは、自分でもわからない。


これが1日目の写真。
左のビンだけ、毎朝、ビンを手のひらにトントンと30回たたきつけてシェイクする。
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これが6日目。
右側のビン(シェイクしないほう)の米粒に、うっすらとカビのようなものが生えてきた。
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そしてこれが30日目。
右のビンのカビはかなり増殖している。
左側の米粒は少し崩れているけれど、カビは生えていない。
ピンセットでつまんでみたら、
右側の米粒はグズっという感じで崩れ (カビにおかされて分解しているのかも)、
左側の米粒はカツンと割れる感じ。
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とまあ、こんな感じで、米粒に違いは表れたけど、
水にどんな変化が起こったのかはわからない。

川の水は流れつづけて揺れつづけるので腐らないし、
長距離航路の船の飲料水も波で揺られつづけるので腐らない。

それを考えれば、上の結果もなんら不思議ではないんだけど、
すごいと思ったのは、
ビンをシェイクしたのが毎日30回だけだったこと。
時間にして15秒ぐらい。
あとは23時間59分45秒、ずーっとじーっとしていた。
それでもこれだけ違うというところは、
少し驚いた。

今度はもう少し別のものを使って同じように実験してみようと思う。

まずまず、面白かった。
by homeopa | 2013-12-07 20:37 | ホメオパシー