what is the secret?
(受験生ガガのための覚え書き)
記憶は脳の大脳皮質にある側頭葉の側頭連合野というところに貯えられます。
そして側頭連合野は、視覚・聴覚・味覚・臭覚・触覚という五感や、
自分が行動する動機や心的態度など、さまざまな機能---- いわゆる 「モダリティ」を
統合するところでもあります。
この連合野にはある特徴があります。さまざまなモダリティから働きかけたほうが、
記憶が定着しやすいのです。
さまざまなモダリティから働きかけると、扁桃核と同時に海馬をも活性化させ、
記憶が定着しやすくなります。そして海馬に記憶されているもののうち、
何度も反復して脳にアクセスされたものは、 「重要である」 と判断され、側頭葉に送られて、
長期記憶として定着するのです。
なぜ夜はクリエイティブな活動に不向きなのか。
それは朝起きてから夜寝るまでのあいだの記憶が整理・蓄積されるのは睡眠中だからです。
つまり、夜になると脳の中は未整理の記憶でいっぱいになってしまうのです。
人間の脳は他者と会話したり、簡単な計算をするとき、
その活動領域が大きくなることがわかっています。
いわゆる 「脳トレ」 といわれるドリルは、音読をしたり、簡単なパズルを解くことで、
脳の活性化を促すものです。
その一方で、考え事をしたり難しい問題を解いているとき、仮想の世界に没入するときは、
むしろ脳の活動領域は小さくなることがわかっています。
これは活動領域を絞り込むことで、集中力を高めるのではないかと考えられています。
脳の活動領域は広ければ広いほどよいというものではありません。
時には、読書などして脳の活動領域を絞り込み、クールダウンさせてあげることも大切です。
現代の脳科学の知見に基づけば、学習は必ずしも秩序立ててやる必要はありません。
断片的なインプットを積み重ねるやり方でも、問題ないのです。
---- 茂木健一郎著 『脳を活かす勉強法』
※今回の臨時国会で提出される特定秘密保護法案について
※特別秘密保護法案に関する山本太郎さんのおはなし
この人のピュアな熱意は議員になっても変わりませんね。
そして話もうまい。わかりやすい。
※秘密保護法案に対して、憲法学者24人が反対声明
※ホメオパシー講座 「ティッシュソルトの使い方」
※ビギナーのためのホメオパシー入門講座
by homeopa
| 2013-10-20 16:00
| 世の中のこと