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hair

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写真屋さんがお盆休みで、ここに載せる写真がないので、
数年前に撮った写真を載せておこう。


気がついたら、今年はまだ花火を見ていない。
気持ちが忙しかったからかな。
いろいろ考えて。

たとえば、ハゲはなぜできるのか、とか。

一般的には、ストレスによる緊張から血行が悪くなったり、
ホルモン分泌が乱れたりして起こるなどと言われている。

髪の成長に必要な成長ホルモンは午後10時~午前2時ごろに分泌されるから、
この時間帯にしっかり眠らないことも一因になるだろう。

ストレスに対応するステロイドホルモンは副腎から分泌される。
そのステロイドホルモンのもとになるコレステロールをつくり出すのは肝臓の仕事。
過剰なストレスによって腎臓・副腎に負荷がかかると、
肝臓にも負荷がかかり、門脈がうっ血し、腸もうっ血する。
腸は第二の脳と呼ばれていて、頭と腸は密接につながっている。
腸がうっ血すれば、頭もうっ血する。
なんてこともわかった。

さらに心の面から脱毛を見ると、
「MESSAGES FROM THE BODY (身体からのメッセージ)」 という本に、
脱毛は下のような心の状態を表すと書いてある。

自分の熱意や潜在能力や個性をすべて放棄したいという、
幼児期への退行状態。または閉じた状態。
この状態は、自分らしくふるまうと見捨てられたり消されてしまうという不安から出ている。
その下には、自分は周囲に受けいれられない存在だという思いがある。
とくに自分の真の本質や宿命が現れはじめるころに、このような気持ちが出てくる。
こうういことの背景として、条件つきで愛情を示すような家族や、
本人の潜在能力や熱意の発露に警戒心を示す家族にかこまれて育った、
という場合が多い。
(わたし、そういう親なのか?)

とまあ、こんなこともわかったところで、
ふと思った。

そもそも、なんで髪の毛は生えるのか?

強い日差しや寒さから頭を守るため、というのは聞いたことがある。
でもだったらなんで身体はつるつるなのだ?

身体はつるつるで、頭だけふさふさの動物なんて、
ほかにはいない (いるのかもしれないけど、非常にマイナーだろう)。

しかもさらに不気味なのは、この髪の毛が延々と伸びつづけることだ。
「スモール イズ ビューティフル」 にも書いてあったけど、
自然のものごとは、成長するだけでなく、どこで成長を止めるかを心得ている。
例外は人間の髪の毛と、爪と、ガン細胞と、尾長鶏の尾ぐらいなもんだ。

頭を守るためなら、そんなに長い髪の毛は必要ない。
なのに放っておけばどんどん伸びつづける人間の髪の毛。
なんか、ちょっと、怖い・・・・・

もしかしたら人間の髪は、人間の不自然さの現れなんじゃないか?
不自然なものをかかえている生き物はだいたい長生きしないけど、
神さまは、あるいは自然は、やさしいから、
こんな不自然な人間にもチャンスを与えてくれて、
人間の中の不自然なものや不要なものを、
いちばんどうでもいい毛髪という部位に集めさせて、
猶予を与えてくれているのではないか?

その髪の毛までが不自然なものでいっぱいいっぱいになったときに、
髪が抜けはじめるのかもしれない。

あるいは反対に、人間のなかの不自然なものが少なくなってくると、
髪の毛の必要性も減って、薄くなってくるのかもしれない。
老人がハゲるのはそのせいかも。

わたしは数年前に髪をベリーショートにしてからとてもお気楽になった。
そこにたまった不自然な物質や不自然な思いを、
ちょくちょく髪と一緒に切りすてているからかな。
でも最近、お金がないので散髪代をけちっていたら、だいぶ髪が伸びてきて、
なんとなくすっきりしない気分が続いている。
自分で切ろうかな。




※マイクロ小水力発電機 飯田の5社激安に開発 (中日新聞)

※ウラン:探鉱助成復活 「権益あれば安定供給」エネ庁 (毎日新聞 2012年8月4日)


※たねまきジャーナルの存続を願う小出弘章氏の談話

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by homeopa | 2012-08-14 14:02 | 日々の暮らし