pimboke6

ume

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おととい、娘の箸入れを洗っていたら、壊れた。
それで次の日の朝、「壊れたから、今日はこっち持ってって」
と別の少しだけ壊れた箸入れを出していうと、
なんだか知らないけどイライラしていた娘が、
「どっちも壊れてるじゃん!」 と箸入れをテーブルにたたきつけた。
そこでわたしは一気に頭に血がのぼり、
「そんなことでなんで怒るの!!!」 とどなり、
きゅうりを包丁でタンッ、タンッ、タンッ! とぶったぎり、
汚れた衣類を洗濯機の中にたたきつけるように投げいれ、
まな板をどん!と置き、
あと忘れたけど、いろんなものに怒りをぶつけた。

娘はちょっとびっくりしたみたいで、後ろにつっ立っていて、
やがて 「ごめんね」 とつぶやいたが、
のぼってしまったわたしの血は下がるのに時間がかかる。
「わかった」 と答えても、わたしの声はまだ怒っている。
「謝ったじゃん」 と娘も不服そう。
「わかったよ、もういいよ。ただカーッとなったのが治まるまで時間がかかるの」
てな会話を最後に、娘は登校していった。
ひとりになるとさーっと血が下がって、あーあ。
と思ったら、むかし胃潰瘍をやったあたりがシクシクシクと痛みはじめた。

毒素だ!
怒りは毒をつくり、体をむしばむと聞いたけど、
ほんとうだった。

たかが箸入れと、娘のささいな癇癪で、
こんなに毒を生産してどうするんだ。

そういえば、わたしは今年は頭に血がのぼりやすいって、
気学をやってるともだちが言っていた。
しゃくだけど、そうみたい。

ま、あとくされなく怒ったから、
痛みも長くは続かなかったけど。
汗でもかいてせっせと解毒しないと。


「怒りは無謀をもってはじまり、後悔をもって終わる」
                       ---- ピタゴラス



They Say I'm Doing Just Fine by Michael Kiwanuka ♪
by homeopa | 2012-04-27 22:20 | 季節の花